要件トレーサビリティマトリクステンプレート

複数の関係者のさまざまなニーズと要件のバランスをとろうとした挙句、プロジェクトの収拾が付かなくなることがあります。最終成果物がプロジェクトの要件を確実に満たすようにするには、必ず要件トレーサビリティマトリクステンプレートを使いましょう。

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プロジェクトの計画を立てる際に重要なのは、あらかじめ満たすべき要件を正確に把握することです。たとえば、開発を始める前には、技術的仕様やユーザー固有の要求事項などを理解する必要があります。こうしたプロジェクトの要件を整理しておくには、要件トレーサビリティマトリクステンプレートを使うと便利です。

要件トレーサビリティマトリクスとは?

要件トレーサビリティマトリクスは要件をまとめた特殊な文書で、2 つの異なるオプションについて、それぞれの仕様を比較します。「多対多」の関係に基づき、それぞれのオプションについて多様な要素を互いに照らし合わせます。たとえば、2 種類の携帯電話のバッテリーの寿命、カメラの品質、ディスプレイサイズなどの仕様を比較するチャートは、一般的なトレーサビリティマトリクスの好例です。ソフトウェアテストで使用されることが多いトレーサビリティマトリクスは、技術的要件とビジネス上の要件の概要を 1 か所にまとめられるため重宝します。

要件トレーサビリティマトリクステンプレートとは?

要件トレーサビリティマトリクステンプレートは、新しい要件トレーサビリティマトリクスをすばやく作成するための白紙のテンプレートです。これを使えば、一からマトリクスを作成する必要がなく、表にデータを入力するだけで、簡単に要件トレーサビリティマトリクスが完成するため、チームはプロジェクト計画プロセスを迅速化できます。

要件トレーサビリティマトリクスを使用するメリット

要件トレーサビリティマトリクステンプレートは、主にソフトウェア開発において技術的仕様をまとめるために使用されますが、他にもさまざまな場面で活用できます。プロジェクト管理のためにこのテンプレートを作成すべき理由を見ていきましょう。

  • 簡単に複製できる: 要件トレーサビリティマトリクステンプレートがあれば、新しい要件をまとめる必要が起きるたびに、マトリクスを改めて作成する手間が省けます。

  • カスタマイズ可能: テンプレートを使用するメリットは、主要な項目がすべてあらかじめ含まれている点です。チームの要件に合わせてカスタマイズする必要があれば、テンプレートを編集して専用のマトリクスを作成できます。

  • 一貫性の確保: チームで使えるテンプレートがあれば、今後のプロセスの基本になります。要件トレーサビリティマトリクステンプレートを作成すれば、チームがそのツールに慣れて、以降は毎回、一貫性のあるマトリクスを作成できるようになります。

要件トレーサビリティマトリクスに含まれる項目とは?

実際に使用する要件トレーサビリティマトリクスはチームごとに異なりますが、どんなチームでも、必ず掲載するべき情報があります。

  • 要件名と説明: プロジェクトの個別の要件の具体的な名称に加えて、簡単な説明を記載し、要件を担当する責任者が必要な背景情報を把握できるようにしましょう。

  • 要件 ID: 特にソフトウェアテストで使用されることが多い要件 ID は、類似した機能要件を区別する際に便利です。こうした場合に、すべての要件に固有の ID 番号を設定しておけば、チームは必要に応じて簡単に見直すことができます。

  • ユーザーストーリー: これはエンドユーザー視点で記述した、ソフトウェアの機能の簡単な説明です。通常「[ペルソナ]として、[望ましい結果]を得るために、[ソフトウェアの目標]を希望する」という形式で記述します。

  • 成果物: 要件トレーサビリティマトリクスに記載される細かい内容に合わせて、開発者が制作する最終プロダクト (製品) です。

  • 担当者: 特定の要件を担当するチームメンバーです。

組み込まれている機能

  • リストビュー: リストビューは、プロジェクトの全情報を一目で確認できるグリッド形式のビューです。To-Do リストやスプレッドシートのように、リストビューではすべてのタスクが一度に表示されるので、タスクのタイトルや期日だけでなく、優先度やステータスなど、関連するカスタムフィールドも確認できます。チーム全体が、誰がいつまでに何をするのかを把握することで、コラボレーションをスムーズに行えるようになります。

  • フォーム: メンバーがフォームに入力すると、Asana のプロジェクト内に新しいタスクとして表示されます。フォームを介して情報を取り入れることで、仕事を開始する方法や必要な情報を集める方法を統一し、仕事の見落としを防ぐことができます。リクエストをその場限りのプロセスとして処理するのではなく、標準のシステムやメンバー全員が回答しなければならない一連の質問を作成するとよいでしょう。あるいは、ブランチ機能を用いて、ユーザーの過去の回答に基づいて質問を調整する手もあります。フォームは、入ってくるリクエストを管理するために費やす時間と手間を省く効果があり、チームはより多くの時間を重要な仕事に使えるようになります。

  • カスタムフィールド: カスタムフィールドは、仕事のタグ付け、ソート、絞り込みにぴったりの方法です。優先度やステータス、メールや電話番号など、追跡が必要なあらゆる情報に対してそれぞれカスタムフィールドを作成できます。カスタムフィールドを使用して To-Do をソートし、スケジュールを組むことで、何から手を付けるべきかが瞬時にわかります。また、さまざまなタスクやプロジェクトを横断して同じカスタムフィールドを使用すれば、組織全体で一貫性のある管理ができます。

  • 承認リクエスト: 場合によっては、タスクを完了させるだけでなく、成果物が承認されるかどうか知る必要があります。承認リクエストとは、タスクを「承認」「差し戻し」「却下」するオプションが備わった、Asana の特別なタスクです。これにより、タスクの担当者は、自分の仕事が承認されたかどうかを知り、とるべきアクションについて明確な指示を受け取れます。

おすすめのアプリ

  • Google Workspace: Asana タスクウィンドウに組み込まれた Google Workspace ファイル選択機能を使って、Asana でファイルをタスクに直接添付しましょう。マイドライブ内のファイルを、数クリックで簡単にタスクに添付できます。

  • GitHub: GitHub のプルリクエストのステータス更新を自動的に Asana のタスクに同期します。Asana を離れることなく、プルリクエストの進捗状況を追跡し、技術部門と非技術部門による部門間のコラボレーションを改善できます。

  • Zendesk: Asana と Zendesk を連携させることで、ユーザーは Zendesk のチケットから直接 Asana のタスクをすばやく、簡単に作成できるようになります。コンテキストの追加やファイルの添付、既存のタスクへのリンクを介して、チケットをクローズする上で必要な作業を管理できます。この連携により、両システム間でシームレスな可視性が生まれるため、メンバー全員が最新情報をリクエストしなくても、進捗を把握できます。

  • Jira: 技術部門とビジネス部門をインタラクティブにつなぐワークフローを作成し、製品の開発状況をリアルタイムで見える化します。しかも Asana を離れる必要はありません。プロジェクトのコラボレーションと引き継ぎを合理化し、Asana 内ですばやく Jira の課題ログを作成することで、適切なタイミングで技術部門とビジネス部門の間で仕事をスムーズに引き渡せるようになります。

FAQ

要件トレーサビリティマトリクスに含まれる項目を教えてください。

要件トレーサビリティマトリクスには、少なくとも要件名と説明、要件 ID、ユーザーストーリー、主要な成果物、個別の要件の担当者が記載されていなければなりません。

要件トレーサビリティマトリクスの作成にはスプレッドシートを使用するべきですか?

要件トレーサビリティマトリクスは、Excel などのスプレッドシートを使って作成されることもありますが、チームの全員がリアルタイムでアクセスできる協働的なワークマネジメントソフトウェアで活用すると、その威力を発揮します。過去のバージョン履歴と混同しがちな静的スプレッドシートのマトリクスと異なり、Asana のような協働ワークマネジメントソフトウェアを使えば、全員が常に同じ情報を確実に入手できます。

要件トレーサビリティマトリクスはアジャイル手法で使用されますか?

要件トレーサビリティマトリクスはアジャイルの必須事項ではありませんが、マトリクスに記載された要件を満たすように製品開発を進める上で有用です。また、このマトリクスは、製品オーナーがどのタスクを特定のスプリントに入れるべきか判断し、製品開発ロードマップを作成する際の指針にもなります。

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