手詰まり感を覚えていますか?それなら、7 つのタイプの目標を定めて、個人としても、仕事の面でも成長しましょう

寄稿者 Alicia Raeburn の顔写真Alicia Raeburn2022年5月13日
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7 types of goals to stay organized and focused article banner image
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Summary

There are different types of goals for different aspects of work and life. In this article, we’ll look at seven different types of goals broken down into two categories: time-based goals and professional goals. Learn about each type of goal, their benefits, and when to use them.

そもそも、なぜ目標を定めるのでしょうか?ある意味では、「成果を測定するために目標を設定している」と言えるかもしれません。しかし、実際には、目標の設定は、私たちの行動を変えるための一つの手段なのです。「プロジェクトを完了する」や「新しい習慣を作る」「昇進」などの目標を設定する行為は、望む変化を導くための土台作りをしていると言い換えられます。

目標設定は個人で行うプロセスです。そのため、人によって採用するアプローチは異なります。目標設定と達成の方法が一つだけではないように、生活の局面によって異なるタイプの目標が存在します。それぞれのタイプの目標を使うべきタイミングを把握することで、何を達成したいのであれ、脱線せずに、集中して目下のやるべきことに取り組みやすくなります。

まず、目標とは何を指すのでしょうか?

目標とは、望む成果を説明するステートメントです。別の言い方をするなら、目標は、抱負を詳しく定義するものとも言えます。目標は、個人の生活を改善したいのであれ、専門的なスキルを磨きたいのであれ、生活や仕事のすべての局面において重要です。

しかし、目標は使われる経緯が大幅に異なるため、目指す成果によって、異なるタイプの目標が必要です。たとえば、プロジェクト管理には短期の目標を定められます。なぜなら、このタイプの目標は、実行に移しやすく、タスクベースの成果物との相性が良いためです。

より規模の大きいプロジェクトやアイデア、抱負に対しては、大きな目標を定めましょう。たとえば、会社の長期的なビジョンのような定性的な目標が挙げられます。または、退職までに貯めておきたい金額などの定量的な目標も有効です。目指す成果が何かにかかわらず、さまざまなタイプの目標があり、プロジェクトや会社、あるいは人生を前進させるために利用できます。

この記事では、個人や仕事の面での成長に活用できる目標のタイプを詳しく解説します。会社の目標や一般的な事業の目標を設定する方法を探している場合は、次の指標を参考にしましょう。

個人の生活およびキャリアを向上させるために有効な 7 つのタイプの目標

この記事では、7 つのタイプの目標を「時間ベースの目標」「仕事の目標」の 2 つのカテゴリに分類しています。

時間ベースのタイプの目標

時間ベースの目標は、スケジュールを基に設定されます。期限が設けられ、開始日と終了日がありますが、実際の期間は目指す成果に左右されます。翌週にタスクを完了することを目指す目標もあれば、人生の指針となる時間ベースの目標もあります。いずれにせよ、時間ベースの目標には、たとえ数十年先であっても、必ず期限が設けられます。

以下に、3 つのタイプの時間ベースの目標と、その使い方を説明します。

1. 長期目標

長期目標は、長い期間をかけて達成を目指す目標です。このタイプの目標は、新しい製品やサービスの立ち上げなど、比較的大きなターゲットを対象とします。しかし、プロジェクトやチームにおいて、より行動に根差したゴールに到達するために、長期目標を利用することも可能です。

これらの目標には期間を定める必要がありますが、数週間以内に達成するような目標ではなく、通常は数か月や数年間にわたる長期の目標を設定します。たとえば、長期目標の 1 つに数えられる、社運を賭けた大胆な目標 (BHAG) は、10-25 年のスパンで考えます。

長期目標の例:

  • 今後の 3 年間で、2,000 人の新入社員のオンボーディングを実行する。

  • 今年中にプレゼンを 5 回志願して、人前で話すスキルを磨く。

  • 今後の 5 年間で退職後の生活のために貯めている資金を 3 倍に増やす。

このように、長期目標は具体的な成果と期限を定めますが、付随する具体的な行動には触れません。ここで役に立つのが短期目標です。短期目標は、大きな目標を、より達成しやすいタスクに分割する上で効果的です。長期目標と短期目標を並行して用いる必要があります。組み合わせて使用することで、大きな願望を整理し、そして、実現できるようになるのです。

記事: 長期目標で大きなことを成し遂げる方法

2. 短期目標

短期目標は、目標を詳細に設定していくプロセスです。短期目標を介して、大きな目標を達成しやすく、測定可能なタスクに分割します。ときには、翌年どころか、翌週の状況ですら予測できないこともあります。それでも短期目標を定めていれば、怖じ気づくことなく、このような遥か彼方にあるゴールに向かって突き進めるようになります。

短期目標は、新しいスキルの習得やプロジェクトの完了など、成果指向の目標を指します。

短期目標の例:

  • この四半期中に、繰り返し使用できるイベント計画用のチェックリストを作成する。

  • 来月フランスに行く前に、言語学習アプリでフランス語講座のレベルを 3 つクリアする。

  • 今後の 6 か月間で毎月 5 万円を預金して、緊急時用の 3 か月分の資金を用意する。

短期目標が実際に効果を発揮するためには、最終的に、これらの目標がより大きな目標の達成を導く必要があります。たとえば、フランス語の学習は、流暢に話すという大きな目標につながります。イベント計画用のチェックリストの作成に関しては、イベント計画のワークフローの改善を目指す継続的な目標の達成に貢献します。

記事: 短期目標の設定が重要な理由 (実例付き)

3. 生涯目標

「丘の上の瀟洒な一軒家を買う」「マーケティング部門の VP になる」など、生涯目標は本質的に夢のような目標です。最も大きく、最も大胆なビジョンがこのタイプの目標に反映されます。このように、一見すると関係のないように思えますが、このような野心的なターゲットは、今後、自分の人生を具体的にどのように送りたいのかに関して計画を立てる際に、有効に働きます。その他の時間ベースの目標とは異なり、生涯目標を達成できない可能性もあります。生涯目標は、哲学的な観点から設定します。なぜなら、これらの目標は、実現できるかどうかに関係なく、夢を追い求める情熱や人生の価値に常に向き合う上で役に立つからです。

生涯目標の例:

  • 億万長者になって退職する。

  • スタートアップを創業する。

  • 自伝を執筆する。

上記の目標は、とても曖昧です。その他のタイプの目標では、基本的に具体的で、測定可能なターゲットを定めます。一方の生涯目標には、この原則は適用されませんが、生涯目標を支える目標には、やはり具体的で、測定可能であることが求められます。たとえば、億万長者になって退職したいなら、この目標の実現のために、年間、四半期、1 か月の金額の目標を定めるとよいでしょう。

仕事の目標のタイプ

仕事の目標は、キャリアで成果を上げるために定める目標です。仕事の目標では、直接的な成果 (パフォーマンスの目標など) に焦点を絞ることも、より大きなビジネス目標に狙いを定めることもできます。また、仕事の目標は、どのように、どこで働きたいかなど、個人の願望の青写真を描くために使うことも、あるいは、会社全体で活用し、達成したいゴールを目指して、従業員の足並みを揃えるために使うことも可能です。それでは、仕事の目標のタイプとして、一般的な 4 つのタイプの目標とその例を挙げていきます。

1. キャリアの目標

キャリアの目標は、職場でのパフォーマンスや役職、成果を向上するために使用します。このタイプの目標には、昇進をはじめとする個人的な目標もありますが、成果物にフォーカスした目標を定める場合もあります。キャリアの目標は、個人の希望を重視していますが、そのためにはチームの協力が必要になる可能性もあります。

キャリアの目標の例:

  • 来年の年末までに人事部のマネージャーになる。

  • 第 2 四半期までに、四半期ごとのステータス更新に使うレポートを自動化する。

  • 今月行われる、初心者向けのコーディングのテストに合格する。

2. 仕事の金銭面での目標

金銭面での目標では、個人的な成果を求めることも、仕事上の成果をターゲットに掲げることもできます。通常、仕事における金銭面の目標では、給与や福利厚生を取り上げます。これらの目標は、数値化されることが一般的です。しかし、給与の増加につながる、関連するスキルの改善を目指して、あるいは学歴アップを目指して、金銭面の目標を定めることもできます。

仕事における金銭面の目標の例:

  • 1 年間、週に 1 度のペースで同僚と交渉術の練習を行う。

  • 3 年以内に年収 1,000 万円を突破する。

  • 来年の年末までに、年棒の 5% を寄付する。

3. 会社の目標

このタイプの目標は、会社全体を対象とした目標であり、チームやメンバー個人の仕事の目標を整理する際に有効です。会社の目標は、個人の仕事の目標よりも大幅に規模が大きく、時間をベースにすることもあれば、会社の指針となる総合的なステートメントを掲げることもあります。また、大抵の場合は、実行可能なタスクと目標を策定し、より大きな会社全体の目標や戦略的なイニシアチブの達成に結びつけます。

会社の目標の例:

  • 今後 10 年以内に、会社を営む地域を代表する、多様性のあるチームを構築する。

  • 3 年連続でカスタマーリテンション率を前年比 10% 増加させる。

  • オフィス勤務に戻る次の四半期までに、ハイブリッド型の職場の文化を作る。

記事: 会社を発展させる戦略目標と指標の実例 65 選

4. 目標達成を支える目標

目標達成を支える目標は、別の目標を達成する上で役に立つ目標を指します。通常は、短期、および長期の目標は、このタイプの目標に該当します。これは、このタイプの目標は、年間の目標と主要な結果 (OKR) などの、より大きな目標に付随するためです。同様に、仕事の目標の多くもこのタイプの目標の役割を果たします。

目標達成を支える目標と、関連する大きな目標の例:

  • 大きな目標: 今後 3 年以内に出費を減らす。目標達成を支える目標: 今後 1 年間、毎月の予算を追跡する。

  • 大きな目標: 年末までにオンボーディングプロセスの手順を減らして、簡素化する。目標達成を支える目標: 今月中に新規採用者チェックリストを作成する。

  • 大きな目標: 今年の社員旅行を計画する。目標達成を支える目標: 今週中に 12 の宿泊施設に連絡して、空き状況を確認する。

その他のタイプの目標: 自己啓発の目標

自己啓発の目標は、職場での目標設定を補います。このタイプの目標は、以下のように、さまざまなカテゴリに分類されます。

  • 精神面の目標

  • 学習面の目標

  • 人間関係の目標

  • 身体の健康、または運動の目標

上記の目標は、大規模な仕事の目標とは直接的に関連するわけではありませんが、個人の生活を改善することで、利点が職場にも及びます。たとえば、アクティブリスニングスキルの向上は、個人の人間関係の改善に役立つだけでなく、チームリーダーとしての成長に貢献します。

目標を設定する方法

目標設定の方法が、その効果を決めると言っても過言ではありません。通常は、目標を定める際に、何かしらのフレームワークを利用するべきです。何もない状態では、適当に仕事をこなしているような気がしたり、達成感を得られない恐れがあります。これは、目標設定から得られる感覚とは正反対です。目標の設定と達成は、満足感を得られる行いであり、目的意識と、場合によっては喜びで満たされるはずです。そこで、まずは、目標設定を成功に導く、いくつかのヒントとベストプラクティスを参考にするとよいでしょう。

目標設定のヒント

目標設定は、体系的なプロセスです。初めて目標を設定する際は、ある程度時間を確保しておきましょう。また、今後、さらに目標を設定することになったら、この記事でご紹介したヒントを再び参考にしましょう。最終的には、目標設定のプロセスとワークフローを作り上げ、人生のあらゆる局面において目標を設定する上で役立てていただきたいと思います。

SMART な目標を立てる

具体的で、測定可能な目標ほど、進捗状況を追跡しやすくなり、結果的に達成の確率は高くなります。目標設定フレームワークの SMART を使えば、次のような特徴を持つ目標を設定できます。

  • Specific (具体的)

  • Measurable (測定可能)

  • Achievable (達成可能)

  • Realistic (現実的)

  • Time-bound (期限がある)

SMART はすべての目標のタイプに適用できるわけではありません (たとえば、生涯目標は、必ずしも SMART の条件を満たす必要はありません)。しかし、その他の大半のタイプの目標に対しては有効です。

定量的目標と定性的目標を比較

厳密に言えば、定量的な目標 (測定可能な目標) を定めることも、定性的、つまり質をメインに据えて目標を設定することもできます。定量的な目標には、評価と追跡がしやすいという利点があります。たとえば、今月、売上を 5% 増やすという定量的な目標を掲げている場合、目標達成に成功したか失敗したかを、明確に把握できます。「もっと成功する」などの定性的な目標は定義が曖昧であり、計測が困難です。「成功」が何を意味するのかも不明ですし、「成功」したことを判断する基準もありません。

しかし、定性的な目標が役に立つときもあります。たとえば、「従業員の職場での満足度を高める」のような、規模が大きく、包括的なターゲットに有効です。これは有益なターゲットであり、また、より満足度の高い職場を目指すために、定量的な目標を加える手もあります。

あまりにも多くの目標を設定することの危険性とは?

基本的に、目標の設定と達成は、やりがいに満ちた、前向きな取り組みです。しかし、あまりにも多くの目標を設定してしまうと、自分自身と仕事に悪影響を及ぼします。必要以上に多くの目標を定めてしまう行為は、永遠に続く To-Do リストと同じように、途方もない感覚や威圧感をもたらします。計画的に仕事に臨める程度の目標の数と、多過ぎて達成できなくなる目標の数との境界線を見極める必要があります。また、常に何かを追い求めていると、すでに達成した目標を楽しめる余裕がなくなってしまいます。

誰にでも目標は必要

作家の Neale Donald Walsch 氏は「快適な場所から一歩足を踏み出すと、そこから人生が始まる」と綴っています。目標は、あなたの背中を押し、居心地のよい場所から踏み出す上で役に立ちます。私たちの多くは、夢を追いかけたり、より快適な職場にしたり、最善の方法を見つけたりするために、目標に頼っています。目標設定に慣れていないなら、まずは目標のタイプを選びましょう。

目標設定と、進捗状況の追跡は、チームの規模が拡大するにつれ、難しくなる可能性があります。そのため、自分自身の成長、そして、仕事の規模の拡大に合わせて調節可能な目標設定システムを使って、プロジェクトの進行を管理することをおすすめします。Asana を使えば、仕事に使用するスペースでそのまま目標の追跡と計測ができます。

Asana で目標を設定し、達成する

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