テンプレートの作成者 Discovery
TLC や Animal Planet、Food Network の生みの親である大手メディア企業の Discovery は、Asana を使って動画やクリエイティブアセットを制作しています。Discovery のテンプレートで、クリエイティブリクエストを一元管理しましょう。
テンプレートを使用登録してこのテンプレートを使用する
クリエイティブな仕事は複雑で、多くの要件や異なるチーム間での引き継ぎが頻繁に発生します。クリエイティブなワークフローをすべて一元化して追跡するシステムがないと、あっという間に仕事のまとまりがなくなり、遅延、ステップの見落とし、一貫性のない慣習を招いてしまいます。
Discovery が Asana でカスタムメイドのクリエイティブ制作テンプレートを作成したのはそのためです。大規模なメディア制作を極める Discovery Digital Studios は、同社のコンシューマーアプリ、SNS チャネル、ウェブプロパティ向けの毎月何千本にもおよぶ動画やクリエイティブアセットの制作に Asana を使用しています。Discovery のテンプレートを使用して、実績ある同社のシステムを仕事に取り入れることで、すべてのクリエイティブ制作を 1 か所で記録し、チーム間の引き継ぎを合理化して要件の見落としを確実に防止しましょう。
Discovery クリエイティブ制作テンプレートは既製のフレームワークであり、チームのクリエイティブなワークフローの合理化に役立ちます。このテンプレートは、関係者やチーム間のシームレスな引き継ぎを実現し、集中制作システムの作成やカスタマイズに必要なすべての要素を備えています。
Discovery のテンプレートはすべてのクリエイティブな仕事を 1 か所に集約します。メールやアプリから個別に情報を探す必要はなく、チームは動画制作や SNS 投稿などのクリエイティブアセットに関する最新の情報を簡単に発見できます。すべての制作中コンテンツの大まかな概要を参照したり、詳細を確認して残っている作業や完了したタスクを把握しましょう。
クリエイティブ制作において、タスク完了および次のタスク開始のタイミングを把握するのは困難です。コピーライティング、ウェブデザイン、マーケティングチーム、その他のクリエイティブ関連の関係者が協力して行う仕事を調整する場合においては特に引き継ぎが難しくなります。Discovery の Asana プロジェクトテンプレートは自動通知によってこの問題を解決します。ヒーロー画像の作成の際に、ブログ記事の完成を待つ必要がありますか? 問題ありません。チームメイトがタスクを完了した際に自動通知を受け取れるため、作業のステータスを何度も確認する必要はありません。
Discovery が Asana を使用するまでは、一貫性のないプロセスが同社の弱点の 1 つでした。動画フォーマットのガイドラインは忘れ去られ、成果物は見落とされ、そして社内の適任者への共有がされないことが原因でアセットは未使用のまま放置されていました。Discovery のカスタマイズテンプレートは、各クリエイティブアセットの制作プロセスを統一することでそれらの課題に対処しました。制作スケジュールの設定、動画サムネイルの作成、公開済みアセットの関係者への共有といった重要なタスクを含む各成果物において、チームメンバーは所定のロードマップに従えるようになったのです。
Discovery のテンプレートは効率的なクリエイティブ制作ワークフローの作成に必要とされる重要な要素をすべて備えています。このテンプレートは同社のプロセスを基に作られていますが、完全なカスタマイズが可能で、特定のプロジェクトマネジメントのニーズに合わせて調整できます。Discovery のテンプレートを使用する際は、以下のベストプラクティスを参考にしてください。
追跡が必要な概要情報を特定する。Discovery にとって各アセットのステータスが確認可能であることは重要なため、同社のテンプレートは成果物が進行中、編集中、公開可能、または完了済みであるかを示す、色分けされたカスタムタグを用いています。詳細を追跡したい対象を決定してテンプレートに追加しましょう。たとえば、コンテンツチャネル、ターゲットオーディエンス、または関連キャンペーンが該当します。
オートメーションの機会を見つける。 制作ワークフローの中で、異なる関係者およびチーム間でシームレスな引き継ぎを実現するためのオートメーション (トリガーとアクションをプログラミングでつなぐ「ルール」) を実装する場面を特定しましょう。Discovery のテンプレートにはいくつかのサンプルオートメーションがありますが、可能性は無限大です。タスクの開始や仕事の割り当て、異なるセクション間でのタスクの移動などのアクションが可能になった際に、チームメンバーに即座に通知できます。
各コンテンツタイプの統一されたステップをリスト化する。ブログ投稿、ウェビナー、インフォグラフィックなどのさまざまな種類のクリエイティブにはそれぞれ異なる要件があります。各アセットタイプを完了するためのステップをリスト化して、対応するテンプレートタスクを作成しましょう。チームはブログ投稿を開始する際にただ「ブログ」テンプレートタスクをコピーして、所定のクリエイティブプロセスに従うだけで済みます。
カスタムフィールド: カスタムフィールドは、作業のタグ付け、ソート、絞り込みに最適な手段です。優先度やステータス、メールや電話番号など、追跡が必要なあらゆる情報に対してそれぞれカスタムフィールドを作成できます。カスタムフィールドを使用して To-Do をソートし、スケジュールを組むことで、何から手を付けるべきかが一目でわかります。また、さまざまなタスクやプロジェクトを横断して同じカスタムフィールドを使用すれば、組織全体で一貫性のある管理ができます。
オートメーション: 手作業を自動化することで、チームは忙しいだけの無駄な作業に費やす時間を減らし、本来の業務に専念できるようになります。Asana のルールは、トリガーとアクション、つまり「X が発生したら Y を行う」という基本的な仕組みに基づいて機能します。ルールを使用して、作業の自動割り当て、期日の調整、カスタムフィールドの設定、関係者への通知などを行います。単発のオートメーションからワークフロー全体まで、ルールを活用することで、チームはスキルを要する仕事や戦略的な作業に取り組む時間を取り戻せます。
依存関係: タスクの依存関係を設定し、あるタスクが他のタスクを待機していることを示します。自分の作業が他の誰かの仕事をブロックしてしまっていることを知り、それにより優先順位を調整することができます。共同ワークフローを持つチームのメンバーが、他のタスクの終了を待っているタスクを簡単に把握し、自分の作業を始めるタイミングを知ることができます。前のタスクが完了すると、依存しているタスクを開始できるという通知を担当者が受けます。あるいは、自分の作業が依存しているタスクのスケジュールが変更された場合、Asana から通知が送られ、自分の期日も調整すべきかどうかを判断できます。
サブタスク: To-Do が大きすぎて、1 つのタスクに収められないこともあります。タスクに複数人が関わる場合、期日が遠い場合、公開前に関係者の確認と承認が必要な場合などは、サブタスクを活用しましょう。サブタスクを使えば、タスクを細分化して仕事を配分できるほか、細かい To-Do を親タスクの全体的な流れに結びつけるのにも役立ちます。サブタスクでタスクを細かく分割し、複数のステップから成るプロセスの各要素を管理しましょう。
Figma: Figma ではユーザーフロー、ワイヤーフレーム、UI モックアップ、プロトタイプなどをデザイン設計できます。これらのデザインを Asana に埋め込むことで、関連のプロジェクトドキュメントの文脈で最新のデザインワークを参照できます。さらに、スクリーンショットとは異なり、ライブの埋め込みオブジェクトであるため、デザインファイルで行われた変更がリアルタイムで反映されます。該当するファイルを探して画像を更新するという余分な手間を省けます。
Adobe Creative Cloud: クリエイティブチームが最高の仕事をするには、デザイン作業に集中できることが重要です。Asana と Adobe Creative Cloud を連携すれば、クリエイティブチームやデザインチームは、仕事の開始に必要な情報の入手も、レビュアーや承認者からのフィードバックの受け取りも、仕上がったアセットの提出も、すべて Photoshop、Illustrator、InDesign を離れることなく行えます。新しいタスクを確認する、デザインを共有する、Adobe XD 共有リンクを埋め込む、Asana で受け取ったフィードバックを反映させるといったあらゆる作業を Adobe Creative Cloud の中で実行できます。
Dropbox: Asana タスクウィンドウに直接組み込まれた Dropbox ファイル選択機能を使って、Asana のタスクに直接ファイルを添付できます。
Google Workplace: Asana タスクウィンドウに組み込まれた Google Workspace ファイル選択機能を使って、Asana でファイルをタスクに直接添付しましょう。マイドライブ内のファイルを、数クリックで簡単にタスクに添付できます。
Asana の無料トライアルを利用して、さらにパワーアップしたテンプレートをお試しください。