リリース管理テンプレート

ソフトウェアを開発、展開し、そして成功させるためには、徹底した管理が必要です。5 つのステップで構成されたプロセスを効率化するために、リリース管理テンプレートを活用しましょう。何度でもくり返し利用することができます。

テンプレートを作成する

登録して独自のテンプレートを作成する

組み込まれている機能

automation iconルールproject iconプロジェクトfield-add iconカスタムフィールドcheck-circle iconタスク

Recommended apps

Microsoft Teams のアイコン
Microsoft Teams
GitHub のアイコン
GitHub
Zoom のアイコン
Zoom
Lucidchart アプリのロゴ
Lucidchart

共有
facebookx-twitterlinkedin

ソフトウェアのリリースと一口にいっても、新機能の開発やリリースからアップデートまで、その種類はさまざまです。 しかしどんな場合でも、チームのタスクは多岐にわたります。プロジェクト計画やスコープの設定、期日と進捗の追跡、製品の構築と展開など、ソフトウェアのリリースプロセスは複雑になることがほとんどでしょう。

リリース管理テンプレートは、そんなプロセスを効率的に行うためのツールです。計画、構築、テスト、準備、展開という 5 つのステージに分割することで、プロセスは簡素化します。再利用可能なテンプレートがあれば、ソフトウェア展開は効率化し、より簡単にコントロールすることが可能に。つまり、製品の構築と展開が迅速に行えるようになるのです。

リリース管理とは?

リリース管理とは、ソフトウェアの開発・展開プロセスを管理、計画、コントロール、効率化するために用いられるプロジェクト管理の手法です。ソフトウェア開発者や DevOps チームでよく行われるリリース管理は、開発プロセスを 5 つのステージに分割しているのが特徴です。この手法を使うことで、展開のスピードを向上させ、意思疎通を円滑にし、エラーを削減するのに役立ちます。

リリース管理の 5 つのステージは、計画、開発、テスト、準備、展開です。適切に行えば、ソフトウェア開発・展開プロセスの効率性が上がり、スムーズに展開することができます。 

リリース管理テンプレートとは?

リリース管理テンプレートは、リリース管理プロセスにおけるステージとステップを明確にした、再利用可能なフレームワークです。ソフトウェア展開のために、くり返し使えるツールとしてチームに導入すれば、プロセスは効率化し、初期作業削減につながります。その結果、チームはすぐに重要な作業に取り掛かることができます。

基礎となるテンプレートを一度作成したら、他のソフトウェア開発・展開でもくり返し使うことが可能です。そうすることで、「誰が取り組むのか」「いつ行うのか」に関係なく、全員が同じリリース管理手順に従うことができます。つまり、リリース管理の標準化が実現するのです。 

デジタル化されたリリース管理テンプレートを使用することで、以下のようなことがらが可能となります。

  • 段階的に明確化されたリリース管理計画を作成し、あらゆるソフトウェア展開で再利用できる。

  • ソフトウェアのローンチ速度と効率が向上し、リリース成功の可能性が高まる。 

  • プロセスのステップに合わせてチームメンバーを調整し、タスクを割り当てる。そうすることで、誰が何をいつまでに行うのかが可視化される。 

  • 計画から実施まで、ソフトウェア展開プロセス管理を一か所で管理することで、ステップの見落としをなくす。

  • リリース管理プロセス全体を前もってマッピングすることで、潜在的課題を減らす。

  • タスク間の依存関係を把握し、展開自体に影響を与える前にスケジュールイングエラーを発見する。 

  • マイルストーンを利用してリリース管理プロセスの進捗を管理し、予定通りにローンチできるか確認する。 

  • カスタムタグを利用してタスクの開始日と完了日を確認し、プロジェクトの進捗を常に把握する。 

リリース管理テンプレートに含む項目は?

リリース管理テンプレートは、あらゆるソフトウェア開発・展開のフレームワークとして機能するよう、展開プロセスの全フェーズとステップを含めます。 

まずは、リリース管理ライフサイクルの 5 つのステージに分割します。実際にプロジェクト開始の準備が整ったら、テンプレートをコピーして使用しましょう。このとき、特定のローンチに合わせてカスタマイズも行います。

リリース管理テンプレートに含むべき 5 つのステージ 

  • 計画: 計画フェーズでは、リリースのスケジュールを立て、プロジェクトスコープを定め、リソースを割り当て、そして依存関係や潜在的なブロッカーを特定します。この段階では、「プロジェクトキックオフミーティングの実施」や「作業分解構造図 (WBS) の作成」などのタスクが含まれます。  

  • 開発: このステージは、本番環境でソフトウェアを開発する段階です。リリース管理テンプレートでは、開発にあたって具体的な To-Do を作成し、メンバーに割り当てていきます。

  • テスト: テストフェーズでは、ソフトウェアが正常に動作するかどうかを確認し、バグが発生した場合はその解決に努めます。このステップでは「エンドユーザーによる受け入れテストの実施」や「バグの特定」「リグレッションテストの実施」などのタスクが含まれます。

  • 準備: リリース準備段階は、展開が行われる直前のステージです。ここでは、必要な変更や最適化を行います。「バグの解決」や「最終的な品質保証チェック (QA) の実施」などのタスクが含まれます。

  • 展開: 展開管理は、リリース管理プロセスの最終ステージです。ここでは、ソフトウェアを本番環境で展開を行い、意図したとおりにソフトウェアが機能するかどうかを確認するための追加テストを行います。「ソフトウェアの展開」や「本番環境下でのテスト」「機能の改善」などのタスクが含まれます。

組み込まれている機能とおすすめアプリ 

Asana のリリース管理テンプレートで有益な機能を活用し、連携アプリとともに用いることで、チーム間のコラボレーションを強化し、プロジェクトを効率的に進めることができます。リリース管理テンプレートを 5 つのフェーズに分割したら、カスタムタグや統合機能を使用して、開始日・完了日、必要な期間、タスクの担当者、依存関係、マイルストーンなどの情報を加え、追跡しましょう。

組み込まれている機能

  1. オートメーション: 手作業を自動化することで、チームは忙しいだけの無駄な作業に費やす時間を減らし、本来の業務に専念できるようになります。Asana のルールは、トリガーとアクション、つまり「X が発生したら Y を行う」という基本的な仕組みに基づいて機能します。ルールを使用して、作業の自動割り当て、期日の調整、カスタムフィールドの設定、関係者への通知などを行います。単発のオートメーションからワークフロー全体まで、ルールを活用することで、チームはスキルを要する仕事や戦略的な作業に取り組む時間を確保できます。

  2. マイルストーン: マイルストーンは、プロジェクトの重要なチェックポイントを表すものです。プロジェクトにマイルストーンを設定することで、目標への進行のペースを、チームメンバーやプロジェクト関係者と共有できます。さらにマイルストーンは、プロジェクトの大目標に向かう過程で、小さな成果を一つ一つ祝う機会にもなります。 

  3. カスタムフィールド: カスタムフィールドは、仕事のタグ付け、ソート、絞り込みにぴったりの方法です。優先度やステータス、メールや電話番号など、追跡が必要なあらゆる情報に対してそれぞれカスタムフィールドを作成できます。カスタムフィールドを使用して To-Do をソートし、スケジュールを組むことで、何から手を付けるべきかが瞬時にわかります。また、さまざまなタスクやプロジェクトを横断して同じカスタムフィールドを使用すれば、組織全体で一貫性のある管理ができます。 

  4. 依存関係: タスクの依存関係を設定し、あるタスクが他のタスクを待機していることを示します。自分の作業が他の誰かの仕事をブロックしてしまっていることを知り、それにより優先順位を調整することができます。コラボレーションに基づいたワークフローを抱えたチームは、他のチームのどのタスクを待っているのかを簡単に確認でき、自分たちの作業に取り掛かるべき時がわかるのです。前のタスクが完了すると、依存しているタスクを開始できるという通知を担当者が受けます。あるいは、自分の作業が依存しているタスクのスケジュールが変更された場合、Asana から通知が送られ、自分の期日も調整すべきかどうかを判断できます。 

おすすめのアプリ

  1. Microsoft Teams: Microsoft Teams と Asana を連携すると、必要な情報を Teams から直接検索して共有できます。Teams を離れることなく、Teams の会話を Asana の実行可能なアイテムに簡単につなげましょう。また、Teams 会議中に、ブラウザーで Asana タブを開く必要なく、タスクの作成、割り当て、表示ができます。

  2. GitHub: GitHub のプルリクエストのステータス更新を自動的に Asana のタスクに同期します。Asana を離れることなく、プルリクエストの進捗状況を追跡し、技術部門と非技術部門による部門間のコラボレーションを改善できます。

  3. Zoom: Asana と Zoom は、チームが目的を持って会議に集中できるように提携しています。Zoom と Asana の連携により、会議の準備やアクションにつながる話し合い、そして会議後の情報へのアクセスが簡単になります。会議前に Asana で議題を共有し、これから話しあう内容や経緯が明確な状態で会議を始められます。会議中には、Zoom 内ですばやくタスクを作成でき、詳細やアクションアイテムを見落とすことはありません。会議終了後は Zoom と Asana の連携により、会議の文字起こしや録画が Asana に取り込まれるため、コラボレーターや関係者は必要に応じて会議を振り返ることができます。

  4. Lucidchart: Lucidchart + Asana の連携で、図表、フローチャート、プロセスマップ、ワイヤーフレームを Asana プロジェクトにシームレスに埋め込むことができます。プロジェクトの重要な情報を、その情報が必要とされる場所、Asana で確認しましょう。アプリケーションを切り替えることなく、作業を進めながら必要な情報に簡単にアクセスできます。

よくある質問

Asana でテンプレートを作成する

Asana でカスタマイズ可能なテンプレートを作成する方法をご紹介します。今すぐ無料で始めましょう。

無料で始める