# RAID ログのテンプレートでプロジェクトのリスクを管理し、モニタリングする

> プロジェクトのリスクを特定し、発生した問題をモニタリングすることは、リスク軽減戦略上、欠かせない取り組みです。このページでは、RAID ログのテンプレートがどのように役立つかをご紹介します。

Source: https://asana.com/ja/templates/raid-log.md

- [テンプレートを作成](https://app.asana.com/-/product_templates)

- [カスタムフィールド](/features/project-management/custom-fields)

- [プロジェクトビュー](/features/project-management/project-views)

- [タスク](/features/project-management/tasks)

- [プロジェクト](/features/project-management/projects)

- [Microsoft Teams](/apps/microsoft)

- [Salesforce](/apps/salesforce)

- [Google Workspace](/google-workspace)

- [Jira Cloud](/apps/jiracloud)

テンプレート

プロジェクト計画

RAID ログ

Asana で RAID ログのテンプレートを作成することで、プロジェクトのリスクを事前に特定し、軽減できます。

プロジェクト計画

## RAID ログ

プロジェクトにおけるリスクを事前に特定し、軽減することで、プロジェクトを順調に進められます。このページでは、Asana で RAID ログのテンプレートを作成することで得られる効果についてご紹介します。

### Asana で RAID ログテンプレートを作成する

- [アカウント登録する](/create-account)

最後にプロジェクトに参加したときのことを考えてみてください。計画通りに進まなかったことが、いくつかあったのではないでしょうか。完璧な計画を立てたとしても、リソースの不足、納期の遅れ、[スコープクリープ](https://asana.com/resources/what-is-scope-creep)など、プロジェクトにはリスクと障害がつきものです。

このように考えると、ストレスに感じるかもしれませんが、実は解決策があるのです。[リスク管理戦略](https://asana.com/resources/project-risk-management-process)を導入することで、チームがプロジェクトのあらゆるリスクに対応できる環境を整えられます。

その解決策が RAID ログテンプレートです。

## RAID ログとは？

[RAID ログ](https://asana.com/resources/raid-log)とは、プロジェクト開始時に発生しうるリスクを記録し、プロジェクト開始後に発生した問題を追跡することで、[プロジェクトのリスク](https://asana.com/resources/project-risks)を整理し、軽減するツールです。

RAID は、Risk (リスク)、Assumption (仮説)、Issue (問題)、Dependency (依存関係) の頭文字をとったものです。RAID ログの設定によって、「A」は Action (アクション)、「D」は Decision (決定事項) を指すこともあります。

RAID ログの特徴やメリットについて詳しくは、「[RAID ログ作成の重要なポイント](https://asana.com/resources/raid-log)」に関する記事をご覧ください。

ここまで読んで、気が遠くなりそうだと思われた方も、ご心配なく。RAID ログテンプレートを使えば、RAID 分析とログ作成が効率化されるので、プロジェクトのリスクの追跡と削減に専念できるようになります。

## RAID ログテンプレートとは？

RAID ログのテンプレートは、複製可能で繰り返し使える仕様となっているため、プロジェクトが直面するあらゆるリスクや問題を迅速に把握できるのが特徴です。

RAID ログテンプレートの使い方は簡単です。新しいプロジェクトが始まったら、テンプレートをコピーして、プロジェクトの RAID 要素を記録する際にベースラインとして使います。そうすることで、重要な情報が漏れてしまう心配がなくなります。さらに、RAID ログテンプレートを使うことで RAID 分析と RAID ログの記録プロセスが統一され、チームメンバー全員が同じ方法でプロジェクトのリスクを管理しているという安心感を得られます。

### デジタル版 RAID ログテンプレートのメリット

プロジェクトのリスクを整理し、モニタリングし、[軽減](https://asana.com/resources/risk-mitigation)する際には、さまざまな要素が関わってきます。プロジェクト開始時に想定される脅威を特定することから、プロジェクトの進捗を注意深くモニタリングし、問題の発生箇所を確認して対処することまで、[プロジェクトのリスク管理](https://asana.com/resources/project-risk-management-process)は決して簡単な作業ではありません。そのため、一つのツールの中でリスクを追跡し、リアルタイムでアクションを調整できれば便利なのです。

[プロジェクト管理ツール](https://asana.com/uses/project-management)で RAID ログテンプレートを作成することで、[プロジェクトのリスク](https://asana.com/resources/project-risks)や軽減措置についてチームと簡単に調整できます。さらに、RAID ログのデジタルテンプレートは仕事をするのと同じ場所にあるので、毎日簡単にチェックし更新でき、プロジェクトの進捗をいつでも把握できます。

デジタル版 RAID ログテンプレートを使用すると、次のことが可能になります。
- プロジェクト開始時に想定されるリスクを特定し、必要な[リソース](https://asana.com/resources/resource-allocation)と[コンティンジェンシープラン](https://asana.com/resources/contingency-plan)を確保する。
- プロジェクトの進行中に発生した問題をすばやく記録し、リスク軽減対策を一元的に追跡できる。
- チームメンバーに重要な問題を知らせ、リアルタイムに解決できる。
- アクションアイテムの担当者を決め、役割と指示内容を明確にする。
- リスク、仮説、問題、[依存関係](https://asana.com/resources/project-dependencies)がもたらす悪影響の可能性をすばやく確認し、それに応じて意思決定を行う。
- プロジェクトの重要な情報を[プロジェクト関係者](https://asana.com/resources/project-stakeholder)に簡単に伝達できる。

## RAID ログテンプレートに含むべき内容

RAID ログテンプレートは、プロジェクトが直面するリスク、仮説 (またはアクション)、問題、依存関係 (または決定事項) に関する信頼できる唯一の情報源となるものです。

RAID ログテンプレートを作成するには、まず、テンプレートを 2 つのセクションに分けます。1 つには、プロジェクトの計画段階で特定したリスク、仮説、依存関係を、もう 1 つには、[プロジェクトの開始](https://asana.com/resources/project-kickoff-meeting)後に特定した問題、アクション、依存関係、決定事項を記入します。次に、プロジェクトのリスクをうまく追跡し、モニタリングするために必要な詳細情報をテンプレートに書き出します。
- RAID のカテゴリ (リスク、仮説 / アクション、問題、依存関係 / 決定事項)
- RAID 要素に関する説明 (プロジェクトのリスクに関する説明など)
- RAID 要素がプロジェクトに与える可能性のある影響
- RAID 要素のステータス
- 次のステップまたはリスク軽減措置
- タスクの担当者と締め切り (該当する場合)

### 組み込まれている機能
- [カスタムフィールド](https://asana.com/guide/help/premium/custom-fields): カスタムフィールドは、仕事のタグ付け、ソート、絞り込みにぴったりの方法です。優先度やステータス、メールや電話番号など、追跡が必要なあらゆる情報に対してそれぞれカスタムフィールドを作成できます。カスタムフィールドを使用して To-Do をソートし、スケジュールを組むことで、何から手を付けるべきかが瞬時にわかります。また、さまざまなタスクやプロジェクトを横断して同じカスタムフィールドを使用すれば、組織全体で一貫性のある管理ができます。
- [リストビュー](https://asana.com/guide/help/views/list): リストビューは、プロジェクトの全情報を一目で確認できるグリッド形式のビューです。To-Do リストやスプレッドシートのように、リストビューではすべてのタスクが一度に表示されるので、タスクのタイトルや期日だけでなく、優先度やステータスなど、関連するカスタムフィールドも確認できます。チーム全体が、誰がいつまでに何をするのかを把握することで、コラボレーションをスムーズに行えるようになります。
- [依存関係](https://asana.com/guide/help/tasks/dependencies): タスクの依存関係を設定し、あるタスクが他のタスクを待機していることを示します。自分の作業が他の誰かの仕事をブロックしてしまっていることを知り、それにより優先順位を調整することができます。コラボレーションに基づいたワークフローを抱えたチームは、他のチームのどのタスクを待っているのかを簡単に確認でき、自分たちの作業に取り掛かるべき時がわかるのです。前のタスクが完了すると、依存しているタスクを開始できるという通知を担当者が受けます。あるいは、自分の作業が依存しているタスクのスケジュールが変更された場合、Asana から通知が送られ、自分の期日も調整すべきかどうかを判断できます。
- [マルチホーミング](https://asana.com/guide/videos/multi-home) (タスクを複数のプロジェクトに追加する): 仕事には部門間のつながりが不可欠です。チームはさまざまな部門と効果的に協力し合う必要があります。しかし、各部門が独自のファイルシステムを使っていると、仕事が滞り、サイロ化します。Asana を使用すると、複数プロジェクトのタスクの追跡、管理が簡単になります。これにより仕事の重複を減らし、チーム間の可視性を向上させることができるだけでなく、チームは、タスクを背景情報と一緒に確認でき、誰が何に取り組んでいるのか把握できるため、チームとタスクのつながりを維持できます。

### おすすめのアプリ
- [Microsoft Teams](https://asana.com/apps/microsoft): Microsoft Teams と Asana を連携すると、必要な情報を Teams から直接検索して共有できます。Teams を離れることなく、Teams の会話を Asana の実行可能なアイテムに簡単につなげましょう。また、Teams 会議中に、ブラウザーで Asana タブを開く必要なく、タスクの作成、割り当て、表示ができます。
- [Salesforce](https://asana.com/apps/salesforce): セールスチーム、カスタマーサクセスチーム、そしてサービスチームそれぞれが自社のサポートチームと直接 Asana でコミュニケーションを取れるようにして、ボトルネックを解消します。添付ファイルを共有し、取引成立前のニーズを満たす実行可能かつ追跡可能なタスクを作成しましょう。Service Cloud を使用すると、導入チームとサービスチームを Asana のサポートチームと連携させて、優れたカスタマーエクスペリエンスを実現できるようになります。
- [Google Workspace](https://asana.com/apps/google-drive): Asana タスクウィンドウに組み込まれた Google Workspace ファイル選択機能を使って、Asana でファイルをタスクに直接添付しましょう。マイドライブ内のファイルを、数クリックで簡単にタスクに添付できます。
- [Jira](https://asana.com/apps/jiracloud): 技術部門とビジネス部門をインタラクティブにつなぐワークフローを作成し、製品の開発状況をリアルタイムで見える化します。しかも Asana を離れる必要はありません。プロジェクトのコラボレーションと引き継ぎを合理化し、Asana 内ですばやく Jira の課題ログを作成することで、適切なタイミングで技術部門とビジネス部門の間で仕事をスムーズに引き渡せるようになります。

## RAID ログテンプレートの使い方

RAID ログテンプレートが完成したら、使い方はいたって簡単です。次の 5 つの簡単なステップに従ってください。
- 新しいプロジェクトが始まる際に、**RAID ログのテンプレートのコピーを作成**します。
- プロジェクトの計画段階で、**予めリスク、仮説、依存関係について話し合い**、ログに記録します。
- プロジェクトの進行に伴い発生する新しい問題を **RAID ログに更新**します。チームが取るべき軽減措置を記録します。
- デジタル RAID ログテンプレートで**チームメンバーとコラボレーション**し、必要に応じて期日やタスクの担当者を割り当てます。
- プロジェクト終了後に、**RAID ログのテンプレートを出発点**にして、[プロジェクトのポストモーテム](https://asana.com/resources/project-post-mortem-tips)を行います。

## FAQ

#### RAID ログのテンプレートはどのような人が使うべきか？

RAID ログのテンプレートは、プロジェクトマネージャー、プロジェクト関係者、一般社員など、プロジェクトに関わるあらゆる人の役に立つツールです。まず、主なプロジェクトチームに RAID 分析に参加するよう呼びかけましょう。そうすることで、プロジェクトで起こりうるリスクを特定する際に、さまざまな意見と視点を取り入れられます。そして、RAID ログを更新可能な文書として活用し、チームがプロジェクトの問題点に関する最新情報を把握できるようにし、[リスク軽減措置](https://asana.com/resources/risk-mitigation)を準備します。また、RAID ログテンプレートを[プロジェクトの関係者](https://asana.com/resources/project-stakeholder)や[スポンサー](https://asana.com/resources/project-sponsor)と共有することで、プロジェクトの進行に応じて最新情報を提供できます。

#### RAID ログテンプレートを作成するタイミングは？

RAID ログのテンプレートは、プロジェクトの計画段階、つまり正式にキックオフする前に作るべきです。その際に RAID 分析を行うと、効果的にプロジェクトのリスクを特定できます。これは、プロジェクト開始時に行われる会議で、起こりうる[プロジェクトのリスク](https://asana.com/resources/project-risks)を特定するものです。そして、事前に特定したリスクや新たに発生したリスクをプロジェクトの進捗に合わせて RAID ログでモニタリングします。

#### RAID とは何の略？

RAID は Risk (リスク)、Assumption (仮説)、Issue (問題)、Dependency (依存関係) の頭文字をとったものです。RAID ログの設定によって、「A」は Action (アクション)、「D」は Decision (決定事項) を指すこともあります。ストレージの冗長化に関する「RAID」とは異なります。

#### RAID ログテンプレートとリスク登録簿の違いとは？

RAID ログテンプレートは、[リスク登録簿](https://asana.com/resources/risk-register)と似ていますが、それよりも包括的なものです。リスク登録簿の主な目的は、事前にプロジェクトのリスクを特定し、軽減することです。そのため、リスク登録簿は、RAID ログテンプレートの「R (リスク)」の役割を果たすと言えます。一方、RAID ログテンプレートは、リスク登録簿よりもリスクを深掘りし、プロジェクトの仮説 / アクション、問題点、依存関係 / 決定事項を特定します。チームでリスク登録簿を使用している場合、そこで特定したリスクをプロジェクトの RAID ログテンプレートの「リスク」セクションに追加し、そこからログを作成できます。

#### RAID ログのテンプレートを今後のプロジェクトに活用する方法とは？

RAID ログテンプレートは、[プロジェクトのリスク管理](https://asana.com/resources/project-risk-management-process)やその軽減を効率化するだけでなく、今後のプロジェクトを改善する上でも役に立ちます。プロジェクトが完了したら、[ポストモーテム会議](https://asana.com/resources/project-post-mortem-tips)で、RAID ログテンプレートを出発点として使って、うまくいったこと、改善する余地があったことを話し合いましょう。この際、前もって対策しておくべきだったプロジェクトの問題点などを話し合うとよいでしょう。

### プロジェクトスコープ管理計画

プロジェクトスコープは、プロジェクトの予算やタイムラインと同様に重要な要素です。プロジェクトスコープ管理計画テンプレートを作成して、プロジェクト管理におけるこの重大な要素を優先事項として扱いましょう。

- [テンプレートを作成](/templates/scope-management-plan)

### 短期目標のテンプレート

繰り返し使える短期目標のテンプレートで、目標をビジョンから実現する方法をご紹介します。

- [テンプレートを作成](/templates/short-term-goals)

### ウォーターフォール型プロジェクト管理

ウォーターフォール型プロジェクト管理のテンプレートを使用すれば、プロセスを標準化できます。最終目標に向けた流れをフェーズに分割しましょう。

- [テンプレートを作成](/templates/waterfall-project-management)

### 進捗報告書テンプレート

Asana の進捗報告書テンプレートなら、プロジェクトのステータスを追跡し、進捗をすばやくステークホルダーと共有できます。

- [テンプレートを作成](/templates/status-report)

### ウィークリー To-Do リストテンプレート

透明性は簡単に確保できるものです。ウィークリー To-Do リストテンプレートを使用すると、毎週月曜日に新しいタスクリストをすばやく作成できます。

- [テンプレートを作成](/templates/weekly-to-do-list)

### 優先度マトリクス

インパクトの大小と工数の大きさに基づいてタスクを整理しましょう。優先度マトリクスのテンプレートを活用すれば、より効率的に仕事を進められます。

- [テンプレートを作成](/templates/prioritization-matrix)

### アイゼンハワーマトリクステンプレート

タスクが多すぎて、何から手をつけるべきか迷っていませんか？Asana でアイゼンハワーマトリクステンプレートを作って、「緊急度」と「重要度」を基準に、To-Do リストを簡単に分類および整理しましょう。時間管理と優先順位付けを改善し、効率的に目標達成へ近づけます。

- [テンプレートを作成](/templates/eisenhower-matrix)

### プロジェクトスケジュール

複雑な仕事が単純に。プロジェクトのタスク、成果物、マイルストーンを、一つのスケジュールにまとめましょう。Asana でプロジェクトスケジュールテンプレートをカスタマイズして作成する方法をご紹介します。

- [テンプレートを作成](/templates/project-schedule)
