# リスクマネジメントの基本と 6 つのステップを徹底解説

> リスクマネジメントとは何か？いつどうやって行えばいい？リスクマネジメントの基本を徹底解説。危機管理との違いも詳しく説明します。

Source: https://asana.com/ja/resources/project-risk-management-process

## リスクマネジメントとは？プロセスと成功のポイントを解説

#### 概要

リスクマネジメント (リスク管理) とは、組織やプロジェクトにおいて発生しうるリスクを特定、分析、評価し、適切な対応策を講じることで影響を最小限に抑える体系的なプロセスです。ISO31000 では、リスクについて組織を指揮統制するための調整された活動と定義されています。 本記事では、リスクマネジメントの定義から、リスクの種類と分類、危機管理やリスクアセスメントとの違い、実践的な 6 つのステップ、成功のポイント、よくある質問までを解説します。 _最終更新日: 2026年5月。リスクの種類と分類、成功のポイント、よくある質問のセクションを追加し、内容を全面的に見直しました。_的確な計画と管理を実施することで、プロジェクトは順調に進みます。また自分たちの[プロジェクト管理スキル](https://asana.com/ja/resources/project-management-skills)を伸ばしたり、効果が実証済みのプロジェクト管理戦略や[リスク対策](https://asana.com/ja/resources/risk-hedging)を取り入れたりすれば、より効果的でしょう。

しかし、どんなに入念に計画されたプロジェクトにも、リスクは必ず存在します。これまで何かのプロジェクトに携わったことがあるなら、過去に想定外のリスクに見舞われた経験がきっとあるでしょう。

[プロジェクトのリスク](https://asana.com/ja/resources/project-risks)を防ぐには、リスクと正面から向き合うことが一番です。リスクマネジメントを行い、不確かな状況に備えて積極的に計画を立てることで、想定外の事態にも落ち着いて対処し、プロジェクトチームを成功へと導くことができます。

この記事でプロジェクトのリスクマネジメントに関する知識を深めつつ、6 つの簡単なステップに沿って、実際にリスクマネジメント計画を作成してみましょう。

## リスクマネジメントとは何か？

リスクマネジメント (リスク管理) とは、プロジェクトを進行するにあたり発生する可能性のあるリスクに対して、予防策を講じる一連のプロセスのことを指します。

ISO31000 では、リスクマネジメントを「リスクについて、組織を指揮統制するための調整された活動」と定義しています。

チームはそのリスクに対し、どのように特定し、分析し、対応するかを詳細に決定します。これは予算と目標に沿って順調にプロジェクトを進めるうえで欠かせないプロセスです。

### リスクマネジメントの重要性

すべてのプロジェクトで問題が発生するとは限りませんし、何事もなく終わる可能性もあるでしょう。

しかし、リスクの評価と[インシデント管理](https://asana.com/ja/resources/incident-management)などリスクマネジメントを実行しておけば、あらかじめ準備体制を整えた上で問題発生時には迅速に是正できます。[プロジェクト目標](https://asana.com/ja/resources/how-project-objectives)をすべて期限内に、予算に沿って達成するには、リスクマネジメントは重要となります。

### リスクマネジメントはいつ必要？

リスクマネジメントは問題の発生後に作成するものではなく、事前に作っておくものなので、プロジェクト計画段階で作成するのが理想的です。そうすることで、リスクとその潜在的な影響を早めに特定し、プロジェクトを通じてそれらのリスクをモニタリングできます。

予期しない状態で危険に見舞われることがないよう、問題化に備えてリスクを絶えず監視することができるわけです。

また、すでに始動したプロジェクトのリスクに対処するには、制約理論の使用を検討しましょう。制約理論は、プロジェクトやプロセスの一番の弱点を特定し、それによるリスクの影響に対処するための枠組みです。
- [記事: ビギナーズガイド: 制約理論](/resources/theory-of-constraints)

## リスクの種類と分類

リスクマネジメントを効果的に行うためには、まずリスクの種類を理解することが重要です。リスクは大きく以下の 2 つに分類されます。

### 純粋リスクと投機的リスク

純粋リスクとは、損失のみをもたらす可能性のあるリスクです。自然災害、火災、事故、情報漏洩などが該当します。

一方、投機的リスクは、損失だけでなく利益をもたらす可能性もあるリスクです。新規事業への投資、海外市場への進出、技術革新への対応などが含まれます。

### 内部リスクと外部リスク

内部リスクは、組織内部で発生するリスクです。人材の流出、業務プロセスの不備、コンプライアンス違反などが挙げられます。

外部リスクは、組織の外部環境に起因するリスクです。法規制の変更、市場環境の変化、サイバー攻撃、自然災害などが該当します。

### 企業を取り巻くリスクの具体例
- 経営リスク: 経営判断の失敗、財務悪化
- 情報セキュリティリスク: データ漏洩、サイバー攻撃
- コンプライアンスリスク: 法令違反、ハラスメント
- 自然災害リスク: 地震、台風、感染症
- レピュテーションリスク: SNS 炎上、不祥事による信頼低下

## リスクマネジメントと危機管理の違い

リスクマネジメントとよく混同されるのが危機管理 (クライシスマネジメント) です。リスクマネジメントという考え方の基礎となるのは「発生する可能性のあるリスクに対しての予防」であるのに対し、危機管理のそれは「すでに発生したことがらに対しての対処」です。

つまり、リスクマネジメントと危機管理は「何に対するプロセスなのか」が異なるわけです。

リスクマネジメントが対象とするのが「リスク」、危機管理が対象とするのが「問題」であると考え、その違いを具体例を挙げながらまとめてみます。
- リスクとは、[プロジェクトスケジュール](https://asana.com/ja/resources/create-project-management-timeline-template)の遅延、予算への過剰な負担など、プロジェクトのパフォーマンスを低下させる何らかの要因により、プロジェクトの成功に影響を及ぼすおそれがあるものすべてを指します。
- 問題とは、すでにプロジェクトの成功に影響を与えているものを指します。プロジェクトの「問題」を解決することは、プロアクティブ (予防的) ではなく、リアクティブ (事後対応的) なアプローチだと言えます。

## リスクマネジメントとリスクアセスメントの違い

リスクアセスメントも、リスクマネジメントと混同されやすい用語です。このリスクアセスメントとは、リスクマネジメントのプロセスの一部を指しています。

これから解説する 6 つのステップに登場する「モニタリング」と「対応」のステップ以外の部分が、このリスクアセスメントの範囲となります。つまりリスクアセスメントとは、リスクを特定し分析、評価するプロセスです。

## リスクマネジメントの 6 つのステップ

リスクマネジメントがどのようなプロセスなのか、6 つのステップに分けて分かりやすく説明します。

この 6 つのステップを順に踏むことで、リスクマネジメントを初めて行う方でも簡単に実施できます。今後のプロジェクトで実際にどんなリスクマネジメントが可能なのかイメージしやすくするため、それぞれのステップでは具体的なプロジェクトリスク計画を例にご紹介します。
- [Asana でプロジェクトを計画する](/uses/project-planning)

### 1. 特定する

まずはリスクを特定します。プロジェクトの潜在的なリスク事象をすべてまとめたリストを作成しましょう。

リスク事象とは、プロジェクトのスケジュール、予算、最終的な成功に影響を及ぼしうるあらゆる要因を指します。リスク事象を特定するには、以下の方法があります。
- 関係者に対するヒアリングを実施する
- プロジェクトチームと潜在的リスクについてブレインストーミングを行う
- 前提条件を記録し正式に承認する
- チェックリストを確認する
- リスク評価マトリクスを作成する

それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。

#### 関係者に対するヒアリングを実施する

プロジェクトのリスクを特定する最善の方法は、関係者、リーダー、対象分野の専門家に質問することです。類似するプロジェクトを過去に経験したことがあれば、どんなリスクが発生したのか、どうすればそれを防げるのか尋ねましょう。

似たプロジェクトを実施したことがないという回答でも、プロジェクトの重要リスクを見逃すことがないよう、必ず主要なプロジェクト関係者からの聞き取りを行いましょう。

#### プロジェクトチームと潜在的リスクについてブレインストーミングを行う

プロジェクトチームは、毎日一緒にプロジェクトに取り組む仲間となるメンバーです。プロジェクトを始動する前に、どんな潜在的なリスクを想定しているのか、プロジェクトチーム全員の声を聞きましょう。

プロジェクトにおける重大なリスクを特定するために、ブレインストーミングセッションの開催を検討してください。

#### 前提条件を記録し正式に承認する

「プロジェクトマネジメント知識体系ガイド」 (「PMBOK® ガイド」) によれば、_前提条件_ とは、プロジェクトにおいて、今後現実となることを確信しているものの、実際にそれが事実であることは保証できない要素のことを指します。

プロジェクトにおいて、前提条件に基づく意思決定が、それと意識せずに行われている場合はよくあります。そのような意思決定を (前提条件を記録、検証しないまま) 行っている場合、プロジェクトのリスクに対し無防備な状態になります。

現実であると確信している前提条件が、実際には事実でなければ、プロジェクトの土台が不安定になり、プロジェクトの成功が危うくなるおそれがあります。
- [記事: PMBOK の基礎知識: プロジェクトをスムーズに進めるためには](https://asana.com/ja/resources/pmbok)

#### チェックリストを確認する

一般的なリスクを含むチェックリストが、他のグループまたは部門内で作成されていないか確認しましょう。それがない場合には、今後のプロジェクト成功を図るため、自分で作成を開始しましょう。

#### リスク評価マトリクスを作成する

[リスク評価マトリクス](https://asana.com/ja/resources/risk-matrix-template)は、深刻度が「破壊的」「致命的」「限定的」「軽微」の 4 つの段階に分類されているので、どの潜在リスクから取り組むべきかの優先順位をつけるのに役立ちます。
- [記事: リスクマトリクスのテンプレート: プロジェクトの成功のためにリスクをどのように評価するか (実例付)](/resources/risk-matrix-template)重要なリスク事象を特定したら、[リスク登録簿](https://asana.com/ja/resources/risk-register)に記録しましょう。リスク登録簿とは、その名の通り、プロジェクトのリスクをすべて記録するための専用リストです。

リスク登録簿には、特定されたリスクに関し、以下の情報を含めましょう。
- このリスク事象が実際に発生する確率はどの程度あるのか
- 実際に発生した場合の影響と深刻度はどの程度か
- どのようなリスク対応をとるのか
- 確率と影響度から考えて、優先度はどの程度か
- このリスクのオーナー (担当者) は誰か

後のステップで明らかになる情報もあるので、これらの回答が、現段階ですべてわからなくても大丈夫です。

### 2. 分析する

リスクを特定したら、その確率、深刻度、対応計画を明らかにするために、各リスクの分析を行います。リスクの複雑性によっては、プロジェクトチームまたは主要関係者と共同でリスク分析に取り組むことも検討しましょう。

深刻度を判断するには、そのリスクがプロジェクト目標に及ぼしうる影響を検討します。スケジュールの遅延、予算の超過、成果物の品質低下につながる可能性などを念頭に置き考えてみてください。

続いて、それぞれのリスクに対し、対応計画を練ります。対応計画は、必ずしも今すぐ行動を要する[アクションアイテム](https://asana.com/ja/resources/action-items)ではありません。どのような手順により迅速にリスクを是正し、対策を実施するのか定めるものです。

### 3. 優先度を決定する

リスクの特定と分析が済んだら、次は優先順位を付けていきます。

リスクの優先度を決定するためには、次の問いを自分に向けてください。リスク登録簿と分析結果に基づき考えたとき、実際に発生する確率が最も高く、かつ発生した場合にプロジェクトへの打撃が最も大きいものはどれでしょうか？

一番重要なのは、発生する確率、そして発生した場合の深刻度が高いリスクに対処することです。あらゆる潜在的リスクは、モニタリングと対処を要しますが、その中でも一番注意を払い、最も頻繁に確認すべきなのは、上記の問いから割り出される高優先度のリスクです。

### 4. 担当者を指名する

このステップは必須ではありませんが、推奨します。リスクがまだ実際に発生していなくても、早めにリスクオーナーを指名しておけば、チームの準備体制を整えられます。

リスクオーナーは、リスクをモニタリングするだけでなく、リスク軽減計画の策定における責任者としての役割も果たします。

### 5. モニタリングする

この時点で、プロジェクトはすでに動き始めています。計画通りに順調に進んでいれば言うことはありませんが、想定外のリスクに不意を突かれないよう、必ずリスクのモニタリングを積極的に続けてください。

そのためには、以下を行います。
- [定期的にステータスを更新する](https://asana.com/ja/resources/how-project-status-reports)。プロジェクトチームとプロジェクト関係者の足並みが揃っている状態でも、定期的な情報共有は大切です。
- 非同期的なコミュニケーションを個々のリスクマネージャーと行う。各リスクオーナーは、対応を要する状況が起きていないか、自分が担当するリスクをモニタリングし、プロジェクトマネージャーやチームリーダーと定期的に意識合わせを行います。
- 常にリスク登録簿を更新する。リスク発生の可能性が変わったり、リスクマネジメントの見直しがされた場合には、リスク登録簿にその変更を反映する必要があります。チーム全員が認識を合わせるために、実際に活用できる「生きた文書」として取り扱いましょう。

リスクのモニタリング段階では、チーム内のコラボレーションも非常に重要です。

潜在的な問題や新しいリスクに気づいたチームメンバーがいても、すぐに自分で注意の呼びかけができる立場ではないと感じるケースは多くあります。チームによるコラボレーションやオープンで正直なコミュニケーションが奨励される文化を育むことが大切です。
- [記事: チームによるコラボレーションの効率をアップさせる 10 個の簡単な手順](/resources/collaboration-in-the-workplace)

### 6. 対応する

リスクが現実となったら、対応策を実行します。不測の事態への備えとして準備したリスク登録簿とプロジェクト[コンティンジェンシープラン](https://asana.com/ja/resources/contingency-plan)が、リスクに対応する上で力強い味方となるでしょう。

リスクマネジメントは、リスクを避けるために役立つことは確かですが、その第一目的はリスク防止ではありません。リスクマネジメントの重要性は、リスクに備えて効果的な計画を準備しておき、不用意な状態でその打撃を受けないようにすることにあります。

## リスクマネジメントを成功させるポイント

リスクマネジメントのプロセスを理解したら、次は組織全体で効果的に運用するためのポイントを押さえましょう。

### 経営層のコミットメント

リスクマネジメントは現場任せにせず、経営層が率先して取り組む姿勢を示すことが不可欠です。経営層がリスク管理の重要性を明確に発信することで、組織全体の意識が高まります。

### リスクの定期的な見直し

一度作成したリスク登録簿を放置せず、定期的に見直すことが重要です。事業環境や社会情勢の変化に応じて、新たなリスクの追加や既存リスクの優先度の再評価を行いましょう。

### 全社的なリスク文化の醸成

リスクに対する報告や相談がしやすい組織文化を構築することが大切です。問題を早期に共有できる環境があれば、リスクが顕在化する前に対処できる可能性が高まります。

### ツールを活用した可視化と共有

リスク情報をスプレッドシートやメールで管理すると、情報の散逸や更新漏れが発生しがちです。リスクの可視化と情報共有を一元化できるツールを導入することで、チーム全体でリアルタイムにリスク状況を把握できます。

## リスクマネジメントを活用すべき場面

すべてのプロジェクトに綿密なリスクマネジメントが必要なわけではありません。プロジェクトが比較的単純なものであれば、チームメンバーと話して、手短にブレインストーミングを行い、潜在的なリスクに対処するだけでよい場合もあります。

たとえば、範囲が狭く、チームメンバーの時間や外部リソース (予算やキャパシティなど) をあまり必要としないプロジェクトや、以前にも成功したことのあるプロセスであれば、リスクマネジメントの必要性はそれほど高くないでしょう。

一方、[複数部門のプロジェクト関係者](https://asana.com/ja/resources/project-stakeholder)や重要なリソースが数多く関与する複雑な取り組みでは、リスクマネジメントが活躍することが予想されます。

[工数](https://asana.com/ja/resources/what-is-man-hour)や労力を多く投入する場合、大きな投資額を準備する場合などには、リスクマネジメントを用意しておけば、[プロジェクトスコープ](https://asana.com/ja/resources/project-scope)を遵守し、最終的にプロジェクトを成功させることができるでしょう。

リスクマネジメントはプロジェクト単位でなく、企業単位、組織単位などでも実施されるプロセスです。ビジネス目標の達成に不可欠とも言えるリスクマネジメントの活用シーンをいくつか挙げてみます。

### 事業継続計画とリスクマネジメント

新型コロナウイルス感染症の流行や戦争、自然災害などによる不安定な社会情勢が続く中、企業や組織は BCP (事業継続計画) を策定し、予測不能の事態に備えています。

この事業継続計画はリスクマネジメントに内包されていると考えられ、ビジネスを行う上で用意しておくべきマニュアルです。

### 情報セキュリティとリスクマネジメント

情報セキュリティの強化とリスク管理は、今日の企業にとって避けては通れない責務です。

個人情報の取り扱いなどを従業員が把握し理解できるよう周知を徹底するだけでなく、サイバー攻撃や社内外で起こりうるインシデントなど、万が一のときのための情報セキュリティマネジメント (ISMS) を行い、リスクコントロールを行うことが重要です。

## 導入事例

急成長中の SaaS 企業である SmartHR は、カスタマーサクセス部門を中心にワークマネジメントツールを導入し、タスクの可視化と標準化を実現しました。急成長フェーズで増大しがちな業務の属人化やプロセスの抜け漏れといったリスクを、組織的に軽減することに成功しています。

SmartHR の事例について詳しくは、[こちらの導入事例](https://asana.com/ja/case-study/smarthr)をご覧ください。

サイバーエージェントは、アメブロの運営において複数チームが関与する大規模プロジェクトの管理にワークマネジメントツールを活用しています。コミュニケーション不足や責任の不明確さといったリスク要因に対し、透明性を高めることでリスクの早期発見と対応を可能にしました。

サイバーエージェントの事例について詳しくは、[こちらの導入事例](https://asana.com/ja/case-study/cyberagent)をご覧ください。

## 【まとめ】リスクマネジメントを効率的に行う方法

リスクマネジメント (リスク管理) とは何か、そのプロセスを 6 つに分けて解説しました。成功するプロジェクトには、効果的な事前計画が存在します。

そして、早期段階の計画策定プロセスにおいて、リスクマネジメントは主要な役割を果たします。[プロジェクトの要旨](https://asana.com/ja/resources/project-brief)など、早期段階に作成されるプロジェクト計画文書には、必ずプロジェクトのリスクマネジメント戦略を取り入れるようにしましょう。

共有することで、チーム全員がリスクマネジメントにアクセスし、大きなリスクが発生した場合にも最適な方法で積極的に対処できます。

リスクマネジメントを含むプロジェクト管理には、優れた管理ツールを使用するとより効率的です。[Asana](https://asana.com/ja/product) なら、プロジェクト目標の追跡、マイルストーンの定義、コミュニケーションなどプロジェクトに関することがらすべてを 1 か所で行うことができます。

フィードバックやデータの共有などをスムーズに行って、効率性、[生産性の高いプロジェクト管理](https://asana.com/ja/uses/increase-productivity)を実践しましょう。
- [電子書籍をダウンロード: Asana の OKR 設定作戦ブック](/resources/okr-goal-management-ebook)_『_[リスクヘッジとは？意味、進め方、スキル向上のポイントを解説](https://asana.com/ja/resources/risk-hedging)_』や『_[レピュテーションリスクとは？影響と対処法を解説](https://asana.com/ja/resources/reputation-risk)_』の記事も Asana でご覧ください。_

## リスクマネジメントに関するよくある質問

#### リスクマネジメントの 4 原則とは？

リスクマネジメントの 4 原則とは、一般的に (1) リスクの特定、 (2) リスクの分析、 (3) リスクの評価、 (4) リスクへの対応を指します。ISO31000 ではこれらを体系的なプロセスとして定義しており、組織の規模や業種を問わず適用できる基本的な枠組みです。

#### ERM (統合型リスク管理) とは何ですか？

ERM (Enterprise Risk Management) とは、組織全体の視点からあらゆるリスクを統合的かつ戦略的に管理するアプローチです。部門ごとに個別にリスクを管理するのではなく、組織横断的にリスクを把握、評価し、経営戦略と連動させることで、組織価値の最大化を目指します。

#### リスク管理の 3 原則とは？

リスク管理の 3 原則は、文脈によって定義が異なりますが、一般的には (1) リスクの予防 (発生を未然に防ぐ)、 (2) リスクの軽減 (影響を最小限に抑える)、 (3) リスクの移転 (保険や契約で第三者に転嫁する) の 3 つを指すことが多いです。

#### リスクマネジメントとリスクコントロールの違いは？

リスクマネジメントは、リスクの特定から対応までの一連のプロセス全体を指す広い概念です。一方、リスクコントロールはその中の一部であり、リスクの発生確率や影響度を低減するための具体的な対策を講じることを意味します。

#### リスクマネジメントに役立つフレームワークは？

代表的なフレームワークには、ISO31000 (国際標準のリスクマネジメント指針)、COSO ERM (米国トレッドウェイ委員会の統合的枠組み)、PMBOK のリスク管理プロセスなどがあります。自社の業種や規模に応じて、適切なフレームワークを選択しましょう。

#### リスクマネジメントの身近な例は？

身近なリスクマネジメントの例としては、プロジェクトの納期遅延に備えたバッファの設定、主要メンバーの離脱に備えた業務引き継ぎ資料の整備、システム障害に備えたバックアップ体制の構築などがあります。

日常業務においても、重要な会議前の資料チェック体制や、顧客データの定期バックアップなど、意識せずに行っているリスク対策は多く存在します。

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