# マイルストーンとは？設定方法・書き方・WBS との違いを解説 | Asana

> マイルストーンとは、プロジェクトのチェックポイント (中間目標) です。意味と重要性、期日型・品質型の 2 つのタイプ、WBS との関係、書き方の手順、形骸化を防ぐ対策を解説します。

Source: https://asana.com/ja/resources/project-milestones

## マイルストーンとは？設定方法・書き方・WBS との違いを解説

#### 概要

マイルストーンとは、プロジェクトのタイムライン上に設けるチェックポイント (中間目標) のことです。ゴールまでの進捗を可視化し、スケジュールの遅延や品質の問題を早期に検知するために設定します。 この記事では、マイルストーンの意味と重要性、期日型・品質型の 2 つのタイプ、WBS との関係性、設定基準と書き方の手順を解説します。形骸化を防ぐ対策や各シーンでの使い方、設定のヒントと注意点もあわせて紹介するので、参考にしてみてください。 更新: この記事は、マイルストーンの 2 つのタイプ (期日型と品質型)、形骸化の原因と対策、FAQ セクションを追加し、2026年 5月に改訂いたしました。#### あらゆる仕事の課題解決に、Asana。

仕事を最大限効率化し、チームの生産性を上げるためには、Asana のプロジェクトマネジメント機能をお試しください。日々の業務と目標をつなげ、「誰が・何を・いつまでに行うのか」を可視化します。
- [Asana とは？](/demo/main)
- [Asana とは？](/demo/main)[プロジェクトマネジメント](/ja/resources/project-management-skills)において、計画プランを整理することは時間とリソースを節約するためにも非常に重要です。しかし、すべての[プロジェクト計画](/ja/uses/project-planning)が同じように作成されるわけではありません。目標、タスク、タスク担当者、期日など、プロジェクトによって異なるでしょう。そこに依存関係と成果物も絡んで複雑化します。

前述の要素を考慮し[プロジェクト計画](/ja/resources/project-management-plan)を立てたとしても、それで完璧でしょうか？プランにプロジェクトマイルストーン (project milestone) を含めることを忘れていませんか？

プロジェクトにおけるマイルストーンとは、複数のメリットをもたらす重要な要素です。そこでこの記事では、マイルストーンとは何か、そしてその利点や使い方を解説します。あわせてマイルストーンの例や [WBS](/ja/resources/work-breakdown-structure) との関係性もご紹介するので、今後の[プロジェクトマネジメント](/ja/uses/program-management)に役立ててください。

ガントチャートやタイムラインなど、複数のビューを活用できる [Asana](/ja) なら、簡単にマイルストーン設定ができます。

## マイルストーンとはどういう意味？

ビジネス用語「マイルストーン」とは、作業やプロジェクトのタイムライン上にある特定の到達点 (中間目標) のことを言います。いわばプロジェクトにおける「チェックポイント」です。プロジェクトを順調に進めるための道標だと思ってください。

物事に取りかかる際、たとえば最終的なゴールを決めたとしても、そこまでの道筋があまりに長いと、途中で路頭に迷ってしまうこともあるでしょう。

そこで、スタートとゴールの間に「中間目標」を挟むことで、目標まであとどれくらいなのかといった到達具合や、途中で修正を加えたほうがいいのか？という確認ができるようになります。

プロジェクトは複数のタスクで成り立っていますので、各タスクの依存関係などで後のスケジュールが大きく影響を受ける場合もあります。特に、[クリティカルパス](/ja/resources/critical-path-method)のタスクに対しては、適度なマイルストーンを配置して、成果物の検証と修正の機会を作っておくことが望ましいと言えます。
- [マイルストーンチャートテンプレートを作成](/templates/milestone-chart)

### ビジネスにおけるマイルストーンの使い方

マイルストーンをビジネスシーンでの用語に置き換えると、「進捗状況」です。動いているプロジェクトのスケジュールに対して、進捗管理をスムーズに行うために設けた区切りといえばわかりやすいかもしれません。

プロジェクトを進行しているとたいていの場合、企画→計画→実施→評価という流れで作業を進めていると思います。マイルストーンはそれぞれの流れのなかで、作業の中核を担う重要な工程に設定されます。

たとえば、企画から評価と飛ばして進めた場合、それまでの過程がしっかりしていないと、作業の効率化は著しく悪くなるでしょう。

作業の効率化を図るためにもマイルストーンをしっかり設け、それぞれの区切りできちんと達成できているのか、今ここで修正しておくべきなのかが明確になり、目標までの道のりがスムーズに進行します。

#### 【語源】マイルストーン (milestone) の意味

国語辞典の「大辞林 第三版」で、マイルストーンの意味を調べてみると「道路のわきなどにたてる、起点からの距離をしるした標識」「歴史や人生における画期的な出来事」と書かれています。

昨今ではビジネス用語として浸透しはじめたマイルストーンという言葉ですが、もともとの英語 (milestone) の語源は、鉄道や道路で起点からの距離をマイル形式で表した標識のことでした。ここからビジネスシーンでは、一定の距離ごとに標識を立て、出来事を確認するという意味合いで使われるようになったのです。

1 マイルごとに石を置いていくことで、今までしてきたことを振り返りながら確認作業を行うという意味であることが理解できるでしょう。#### マーケティングキャンペーン管理の完全ガイド

Asana は、マーケティングキャンペーン成功のためにどのように Asana を使っているのか？ガイドをダウンロードしてお読みください。
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## マイルストーンの 2 つのタイプ

マイルストーンは大きく「期日型」と「品質型」の 2 つに分類できます。プロジェクトの性質に応じて使い分けることで、進捗管理の精度が高まります。

### 期日型マイルストーン

期日型は、カレンダー上の特定の日付を基準に設定するタイプです。「いつまでに完了するか」という時間軸でプロジェクトの進行を管理します。

たとえば「6月末までに設計フェーズを完了する」「第三四半期の初日までにテスト環境を構築する」といった形で、期限が明確に定まっている工程に適しています。納期が厳格なプロジェクトや、外部との連携でスケジュールが決まっている場合に効果的です。

### 品質型マイルストーン

品質型は、特定の指標や基準の達成を条件に設定するタイプです。「何を満たしたら完了とするか」という品質基準でプロジェクトの進行を管理します。

たとえば「テストカバレッジが 90% に達する」「ユーザー受入テストで合格基準をクリアする」といった形で、成果の質を重視する工程に適しています。品質が最優先されるプロジェクトや、完了条件が数値で測定できる場合に効果を発揮します。

### 2 つのタイプを組み合わせる

実際のプロジェクトでは、期日型と品質型を組み合わせて運用するのが効果的です。期日型でスケジュール全体の流れを押さえつつ、重要な工程には品質型を配置することで、納期と品質の両面から進捗を把握できます。

たとえば、システム開発であれば「3月末までに実装完了」という期日型と、「単体テスト合格率 95% 以上」という品質型を併用します。こうすることで、スケジュールの遅延と品質の低下の両方を早期に検知できるようになります。

## マイルストーンと混同しやすい用語

[プロジェクトマネジメント](/ja/resources/visual-project-management-kanban-timeline-calendar)には、マイルストーンと混同しがちな概念がいくつか存在します。それぞれの例を見ながら、その違いを確認しておきましょう。

#### 「目標」との違い

[目標](/ja/features/goals-reporting/goals)は将来達成したいと望むもの、ゴールです。一方のマイルストーンは、達成済みのステップを振り返るために活用されます。つまり目標達成につながるはしごの段のようなものと考えてください。

**【マイルストーンと目標の違いがわかる具体例】**

同時進行要素が多いビッグプロジェクトである会社全体のリブランディングイニシアチブに取り組んでいる[マーケティングチーム](/ja/teams/marketing)は、第三四半期の終わりまでにプロジェクトを完了させることを目標にします。彼らは、その過程において、マイルストーンを使ってカラースキームの選択、デザインテンプレートの作成、リリース計画の承認獲得など、主な決断やアクティビティの完了をマーキングできます。

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目標と主な結果 (OKR) を導入して目標設定を改善するための無料ガイド。適切な目標を設定し、会社全体で導入する方法を解説します。
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#### 「プロジェクトフェーズ」との違い

プロジェクトのフェーズとマイルストーンは特に混合されやすいコンセプトです。なぜならマイルストーンは、プロジェクトのフェーズ (始動、計画、実行、終了など) の開始や完了と重なることが多々あるためです。

プロジェクトの各フェーズは完了までに何週間、または何か月もかかり、複数のタスクやチームメンバーを要します。その一方で、マイルストーンは確認と報告が必要となる重要な進捗を示す「チェックポイント」であり、通過するのに時間はかかりません。

**【マイルストーンとプロジェクトフェーズの違いがわかる具体例】**

リブランディングプロジェクトにおいて、その始動フェーズは新しいブランディングについてのアイデアを収集するためのフォーカスグループや、クリエイティブなブレインストーミングセッションなど、多くのタスクを網羅します。始動フェーズの最後に置かれるマイルストーンは、チームが計画フェーズに移行する準備ができているかどうかを示します。

#### 「プロジェクト成果物」との違い

[成果物](/ja/resources/what-are-project-deliverables)が製品や結果を指す一方、マイルストーンはある時点を指します。成果物は時に、マイルストーンを達成した証明でもあります。

**【マイルストーンとプロジェクト成果物の違いがわかる具体例】**

リブラディングプロジェクトの成果物には最新のスタイルガイドの PDF や関連するロゴファイルが含まれます。これらのプロジェクトの完了は注目 (さらにはお祝いまでする) に値するため、マーケティングマネージャーはその達成を示すマイルストーンを追加してもよいでしょう。

#### 「タスク」との違い

タスクはプロジェクトの構成要素で、達成するには時間がかかります。マイルストーンには期間がなく、言わば一連のタスクを完了とするいわゆる境界線のようなものです。

**【マイルストーンとタスクの違いがわかる具体例】**

リブランディングプロジェクトにはロゴの作成、SNS アカウントの作成、プレスリリースの執筆など、小さなタスクと大きなタスクが多数あります。マイルストーンは関連する一連のタスクが完了したことを示します。

#### 「ロードマップ」との違い

ロードマップはプロジェクトの俯瞰的な全体像を描いた計画書です。プロジェクトのタイムライン上にある中間地点であるマイルストーンは、ロードマップに組み込まれていると言えます。

**【マイルストーンとロードマップの違いがわかる具体例】**

新規事業を立ち上げるにあたり、プロジェクトロードマップを作成します。その中には、最終目標や成果物の記載のほかに、マイルストーンも明確に設定しておきます。

毎日の仕事につながるチーム目標・企業目標は何かを明確にし、パフォーマンス向上を目指しましょう。Asana なら、各指標の達成度や達成状況を一目で把握し、チーム全体でシェアできます。
- [効果的な目標を設定する方法](/product/goals)

## マイルストーンの重要性とは？

そもそも、なぜマイルストーンを設定するのでしょうか？マイルストーンのメリットは？いくつかご紹介します。
- 作業進捗の節目がわかる
- メンバー全員が進捗状況を見て[優先度を判断](https://hbr.org/2017/11/how-to-stay-focused-if-youre-assigned-to-multiple-projects-at-once)できるため、チーム内のモチベーション向上と連携改善が期待できる
- [スケジュール管理](/ja/resources/schedule-management)に役立つ (目標期日のモニタリング、重要な日付の特定、計画調整の可能性)
- プロジェクト内にある潜在的な[ボトルネック](/ja/resources/what-is-a-bottleneck)を認識できる
- [プロジェクトのタイムライン](/ja/features/project-management/project-views)からタスクを削除したとしても、マイルストーンがあればプロジェクトの主なステップやフェーズの概要を知ることができる

## WBS とマイルストーンの関係性

マイルストーンを設定するには、プロジェクトにどのようなタスクがあり、それぞれがどのように関連しているかを把握していなければなりません。

例えば、タスク A とタスク B が完了しなければタスク C と合わせた品質テストができない場合、タスク A およびタスク B の完了日にマイルストーンを設定するなどが考えられます。このとき、そもそもマイルストーンを設定するためには、タスク A から C が洗い出されていなければなりません。つまり、設定する前に、あらかじめ [WBS](/ja/resources/work-breakdown-structure) が完成していなければならないということです。

WBS とマイルストーンの関係性は、プロジェクトの構成を把握するための WBS が必ず先にあり、その構成を元にしてマイルストーンを設定しなければならないという「依存関係」です。

#### WBSとは？

WBSとは「作業分解構成図」のことで、プロジェクトを完了させるために必要な作業を分解して、全体の構成をわかりやすくするものです。

まずは、プロジェクトで完成する成果物を明確にして、その成果物を完成させるために必要な作業 (タスク) を細分化して構成を作っていきます。プロジェクト管理には欠かせないツールですので、プロジェクトマネジメントを担うならばスキルとして習得しておくとよいでしょう。

## マイルストーンの設定基準

マイルストーンの設定については、明確な基準やルールはありません。活用する場合は、プロジェクトの特色によって根拠を設けて基準を設定します。ここでは、マイルストーンの設定基準となり得る例をみていきましょう。

#### 【WBS の各構成フェーズ】

プロジェクトの大きなまとまりごとに中間目標を立てる場合には、WBS の構成をもとに各フェーズやタスクにマイルストーンを設定するとよいでしょう。

例えば、プロジェクト管理システムの開発に「検索機能」や「[ガントチャート](/ja/resources/gantt-chart-basics)機能」を実装する場合です。WBS では大きな機能を洗い出し、その下に詳細な機能開発タスクがリストアップされます。このとき、詳細な機能開発タスクではなく、検索機能やガントチャート機能といった大きな機能の完成タイミングを基準にマイルストーンを設定することで、システム開発の大まかな進捗を確認しやすくなります。

#### 【各タスクの完了日】

各タスクの完了日を基準にマイルストーンを設定する方法もあります。

上述のシステム開発例でいうならば、大きな機能を完成させるための詳細な機能開発タスク一つひとつの完了日にマイルストーンを設定する方法です。

これにより、一つの機能が完成するまでの進捗管理がしやすくなります。

#### 【クリティカルパスの各タスク完了数日前】

各タスクの完了日数日前を基準に設定すれば、マイルストーンを「検証と修正」のチェックポイントとして活用できます。

特に、[クリティカルパス](/ja/templates/critical-path-method)のタスクに関してはタスクの遅れがスケジュール遅延の大きな原因となりますので、チェックポイントとしてマイルストーンを設定することをおすすめします。

プロジェクトを円滑に進めるために、SaaS型プロジェクトマネジメントツールを活用しましょう。WBS 作成や工数管理もできる Asana なら、すべての仕事を 1 か所に整理できるから、業務効率が向上します。
- [Asana でプロジェクトを計画するメリット](/uses/project-planning)

## マイルストーンの書き方、手順

それでは、実際のマイルストーンの書き方を手順に沿ってみていきましょう。

**①【WBS に沿ったタスクを明確化する】** マイルストーンを設定するためには、WBS でプロジェクトの構成を把握することが第一歩です。プロジェクトにはどのようなタスクが必要なのかを詳細に洗い出しましょう。

**②【クリティカルパスを明確化する】** すべてのタスクを洗い出したら、依存関係を精査してクリティカルパスを明確化します。これにより、遅延してはならないタスクなども見えてきますので、重要タスクをチェックポイントとして意識しましょう。

**③【ガントチャートを作成する】** 細分化されたタスクにそれぞれの期限を持たせ、ガントチャートを作成しましょう。ガントチャートを作成することで、タスク同士の依存関係や期限が可視化されます。

#### ガントチャートは「タスクの割り出し」「日程の振り分け」がポイント

ガントチャートを設定する上で必要なのは「タスクの割り出し」と「日程の振り分け」の2点です。タスクを割り出して、日程の振り分けをすることで進捗状況が明確に確認でき、目標までの到達率も一目瞭然です。

タスクの進捗状況を見たときに、予定時間よりも実施時間が多ければ、タスク担当者の業務負担が大きいことがわかるため、途中で他の人にも割り当てて調整することが可能です。

このことから、決められたマイルストーンを達成するためにも、ガントチャートを使用し、タスクの割り出しと日程の割り振りをきちんと行うことでプロジェクト進行中の大きなミスやトラブルを回避できるのです。**④【マイルストーンを設定する】** WBS やクリティカルパス、ガントチャートから、適切なマイルストーンを設定しましょう。例えば、クリティカルパスを意識して設定するならば、遅延が許されないタスクの完了日などにマイルストーンを設置します。修正が発生してもスケジュール全体が遅延しない (手戻りが発生しても致命的な遅延につながらない) 位置に設定するようにしましょう。
- [ガントチャートのテンプレートを作成する](/templates/gantt-chart)

## マイルストーン設定のヒント

プロジェクトの中間目標であるマイルストーン。プロジェクトスケジュールを見て、チェックポイントや重要な “瞬間” を特定します。たとえば、[製品リリース](/ja/templates/product-launches)を計画しているなら、リリースのメッセージ確定、製品用ウェブページの公開、製品のリリース実行などがマイルストーンです。ここでは、マイルストーンを作成するときのヒントをいくつかまとめます。

#### 【イベントを明確化する】

マイルストーン上では、イベントを明確化することで、実施すべきポイントが見えてきます。具体的には外部業者や他部署などとのやりとりが発生するかどうかを示すことで、「ここを期日通りに達成できなければ、次の作業に影響が出てきてしまう」と予測できます。

この気づきがないと、外部との無駄なやりとりが増えたり、プロジェクトに遅れが発生したりします。漠然と目の前の業務をこなしていても、目標到達には到底及びません。各イベントをはっきりと見えるようにすることで、ゴールに到達するためにはここで何をするべきかをしっかり洗い出します。新たにタスクが発生した場合には従業員に割り振ることでミスや遅延が抑制され、イベント達成に向けた足並みが揃うでしょう。

#### 【数にこだわらない】

マイルストーンの数はプロジェクトによって上下します。2、3 個しかないプロジェクトがあれば、多数設定されているプロジェクトもあるでしょう。マイルストーンは特定の数に注目するのではなく、プロジェクト進行中に起こる重要なイベントや時点を考慮して設定するようにします。

#### 【タスク漏れや具体的なタスクになっているか確認する】

マイルストーン間のタスクは、できるだけ細かく設定してから役割分担を決めることがおすすめです。そうすることで、先のスケジュールが見えやすくなります。無理のない時間設定をすることで、途中トラブルなどで変更があっても、軌道修正がしやすくなるでしょう。タスク漏れにも十分に注意します。
- [記事: マイルストーンチャートとそのメリット](/resources/milestone-chart)

#### 【期日を設定する】

マイルストーンはある時点を指すものであり、その瞬間を達成するために必要なプロセスを追跡するものではありません。そのため、イニシアチブの開始やその公開を示すマイルストーンの期日を設定しましょう。

たとえば、バーチャルイベントを計画しているなら、マイルストーンはその実現に必要な準備作業ではなく、その開催日に設定します。マイルストーンはプロジェクトの進捗における重要な瞬間を表すほか、プロジェクトの成果を評価するのに役立ちます。

#### 【現実的で遂行可能なスケジュールを設定する】

割り振られたタスクはその人によってさまざまです。もちろん役割の重みも変わってきます。理想ばかりを追ってしまい、担当した人が達成できないようなマイルストーンを設定してしまうと、目標を達成できず、プロジェクトも計画通りにいかない可能性があります。これではマイルストーンの本来の意味を成さなくなってしまいます。関係しているメンバーと話し合いながら作業時間や役割分担を決め、計画通りに進められる現実的なスケジュールを立てるとよいでしょう。

#### 【追跡し、報告する】

マイルストーンを設定することはよい出発点ではありますが、その追跡と報告をするまでは完全なメリットを得ることはできません。マイルストーンは、タスクレベルの詳細な最新情報は必要としていない関係者たちとコミュニケーションをとるための便利な[報告ツール](/ja/resources/reporting-tools)です。このいわゆる「大まかな」データを使えば、すでに完了しているフェーズ、プロジェクトが今後の主なマイルストーンの達成に向かって順調に進んでいるかどうか、そして目標にどれだけ近づいているのかを瞬時に確認できます。

マイルストーンに紐付けられているタスクを見れば、もっと詳細なレベルにドリルダウンすることも可能です。これにより、誰が担当したどのステップのおかげでマイルストーンを達成できたのか、そして障害物が存在していた場合はその障害物を特定することもできます。このようにマイルストーンはタスク管理や[スケジュール管理](/ja/resources/schedule-management)においても有効です。

マイルストーンを追跡すると、最も重要なタスクに狙いを定め、プロジェクトの実際の状態を知ることができると同時に、自信を持って[プロジェクトの進捗](/ja/inside-asana/new-milestones-visualize-project-progress)をシェアできます。[プロジェクトマネジメントツール](/ja/uses/project-management)には、マイルストーンについて[報告する](/ja/resources/ho-ren-so)[ステータス更新](/ja/inside-asana/introducing-status-for-remote-work)を含めましょう。そうすることで、チームがそれまでに達成したマイルストーンや次に目指す “中間目標” に関する情報をチームメンバーや関係者と共有できます。
- [記事: プロジェクト管理のメリットとは？](/resources/benefits-project-management)200 以上のアプリと連携して仕事を一元化しデータを集約できる Asana では、進捗レポートや日報が時短で作成できます。まずは 30 日間無料ですべての機能を試して、その有用性を実感してください。
- [プロジェクトの進捗を簡単に報告する方法](/product/reporting)

#### 【達成したら、祝う】

マイルストーンは楽しく活用することもできます。たとえば、大きなプロジェクトマイルストーンに完了のチェックマークがついたときのためにお祝いを計画できます。このようにお祝いして感謝を示すことはチームの[士気を高める](/ja/resources/team-morale-tips)と同時に絆を深めることにつながります。

マイルストーンはどのステージでもプロジェクトに追加できるので、次のプロジェクトが開始するのを待つ必要はなく、今進行中のプロジェクトにさっそく追加できます。また、反復するプロジェクトがある場合は、マイルストーンを今のうちに[テンプレート](/ja/templates)に配置しておけば、後ほど使用できるのでおすすめです。
- [無料の企業目標テンプレートを作成する](/templates/company-goals-and-milestones)

#### 【マイルストーンが達成できないときは？】

時にはマイルストーンの期日を逃してしまうこともあるでしょう。仕方のないことですが、その重要度によってはこれが大きな妨げとなり、イニシアチブやリリースの進行を遅らせてしまいます。

マイルストーンの目標達成に失敗したときは、チームと一緒に一歩下がり、マイルストーンを逃した理由について考えましょう。スケジューリングが不適切だったのではないか？積極的すぎたのではないか？マイルストーンの達成につながるタスクや成果物も確認しましょう。その中の 1 つで遅延したものはなかったか？同時進行要素が多いと、何がいつ行われるのかを把握することが困難になることはよくあるものです。今後はそのようなミスをしないように、視覚的なコンポーネントが組み込まれたプロジェクトマネジメントツールを探しましょう。そうすれば、タイムライン、カレンダー、かんばんボードといった、さまざまな方法で[プロジェクトの進捗状況を確認](/ja/resources/what-is-project-tracking)できます。
- [記事: プロジェクト計画を視覚化する 3 つの方法: タイムライン、カレンダー、ボード](/resources/visual-project-management-kanban-timeline-calendar)

## マイルストーンの各シーンでの使い方

これまでビジネス全般においてのマイルストーンの使い方について説明しましたが、分野によってマイルストーンの使い方は異なります。ここでは「システム開発」「商品リリース」「ウェブページ公開」の 3 つのシーンに絞って、マイルストーンの使い方について具体例を挙げて紹介します。

### システム開発での使い方と具体例

システムを開発する際のマイルストーンは以下のとおりです。
- 要件定義
- 内部設計
- 外部設計
- 実装
- テスト
- 商品リリース

### 商品リリースでの使い方と具体例

新商品などをリリースする場合のマイルストーンは以下のとおりです。
- マーケティング
- 企画立案
- 商品設計
- 量産設計
- 試作
- 評価
- 量産

### ウェブページ公開での使い方・具体例

ウェブページを公開する場合のマイルストーンは以下のとおりです。
- 情報収集、マーケティング
- 記事作成
- 誤字脱字の確認
- 記事の反映

このように使い方や具体例を提示しましたが、分野によって設定方法も異なるため、今までの流れを項目化し、それらをマイルストーンに置き換えて設定しましょう。きちんとしたマイルストーンを踏むことで、ミスを防ぎながらゴールまでたどり着けるでしょう。

## マイルストーンの注意点

マイルストーンの設定は科学ではなく、アートです。これと言って正しい方法も誤った方法もありません。そこで、チームが最初にマイルストーンを設定するときに直面する一般的な落とし穴を以下にいくつか紹介します。
- **【設定する数が多すぎる】** 必要なマイルストーンの数はイニシアチブの規模とスコープによります。特別な理由もなく設定しようとするのは避けましょう。代わりに、プロジェクトを進行させるためにチームが達成しなくてはいけない主要なタスクに着目しましょう。
- **【マイルストーンをタスクとして使用する】** マイルストーンはある時点を示すものです。それを達成するために行う必要のある仕事を追跡するには、タスクを使いましょう。それから、一連のタスクを完了させる期日としてマイルストーンを使用します。
- **【マイルストーンを他の仕事から分けてしまう】** 期日以内に仕事を完了し、プロジェクトを成功させるには、すべての仕事を 1 か所で管理するのが一番です。[プロジェクトマネジメントツール](/ja/resources/project-management-software-buyers-guide)を選ぶときは、タスクの管理、マイルストーンの設定、プロジェクトの進捗の見える化をすべて 1 か所で行えることを確認しましょう。
- [記事: スコープクリープの 7 つの主な原因とその防止策](/resources/what-is-scope-creep)

## マイルストーンが形骸化する原因と対策

マイルストーンを設定しても、運用段階で形骸化してしまうケースは少なくありません。せっかくの中間目標が「ただ通過するだけのポイント」になってしまっては、本来の効果を発揮できません。ここでは、形骸化が起きる代表的な原因と、その対策を紹介します。

### 形骸化の主な原因

マイルストーンが機能しなくなる背景には、以下の 3 つの根本原因があります。
- **完了基準があいまい**: マイルストーンの達成条件が「おおむね完了」や「問題なさそう」といった主観的な判断に委ねられていると、本来必要なチェックが行われないまま次のフェーズに進んでしまいます。
- **成果物の確認が抜けている**: マイルストーン到達時に確認すべき成果物が明確に定義されていないと、レビューの場が設けられても実質的な検証が行われません。結果として、問題が後工程まで持ち越されてしまいます。
- **責任者が不明確**: マイルストーンの達成判断を誰が行うのかが決まっていないと、チーム全員が「誰かが確認しているだろう」と思い込み、確認プロセスそのものが省略されがちです。

### 形骸化を防ぐための対策

上記の原因を踏まえ、マイルストーンを実効性のあるチェックポイントとして維持するための対策を実践しましょう。
- **完了基準を具体的に定義する**: 各マイルストーンに対して、達成とみなす条件を数値や具体的な状態で記述します。たとえば「テスト完了」ではなく「全テストケースの実行率 100% かつ重大バグゼロ」のように、誰が見ても判断できる基準を設けましょう。
- **レビュー担当者を事前にアサインする**: マイルストーンごとに、成果物を確認し合否を判断する担当者をあらかじめ決めておきます。担当者が明確であれば、確認プロセスが自然とワークフローに組み込まれます。
- **レビュー会議を定例化する**: マイルストーン到達時にレビュー会議を開催し、成果物の確認と次フェーズへの移行判断をチームで行います。形式的な報告会ではなく、完了基準に照らした実質的な検証の場とすることが重要です。

これらの対策を組み合わせることで、マイルストーンが「設定しただけ」の状態に陥ることを防ぎ、[プロジェクト全体の品質管理](/ja/resources/project-management-phases)に活かせるようになります。

## マイルストーンの例

[マイルストーンをプロジェクトで使用する](https://help.asana.com/s/article/task-actions?language=ja)ことで、主な成果物の受領、プロジェクトの始動、最終計画の承認、[要件収集](/ja/resources/requirements-gathering)、デザインの承認、プロジェクトフェーズの完了などのイベントを表すことができます。

マイルストーンを使ってチームのためにできることを確認しましょう。以下にマイルストーンの例を 4 つ挙げていきます。
- **重大なタスクをマーキングする**。マーケティングキャンペーンでクリエイティブコンセプトの承認を得るときのように、特定の日時までに完了できなければプロジェクトがブロックされてしまうタスク。
- **フェーズやステージの終了を強調する。** 会社全体の計画においてすべての部門から予算申請を集め終えるといった、大きな仕事のフェーズやステージの終了。
- **主要な出来事や成果物にスポットライトを当てる。** 会社の新オフィスの建設が完了して、人々の移動を開始できるといった、主要な出来事や成果物。
- **目標と主要な結果の達成に集中する。** 最近リリースされた製品の 3 か月間の収益目標を達成するといった、プロジェクト[目標や主な結果](/ja/templates/okr-objectives-key-results) (KR)。

実際にマイルストーンを活用してプロジェクト管理を改善した企業の事例を見てみましょう。

グローバル化粧品ブランドの [KENDO](/ja/case-study/kendo) では、デジタルアクティベーション計画においてマイルストーンを活用しています。各フェーズの完了をマイルストーンで明確に区切ることで、チーム間の連携が改善されました。その結果、年間 87 日分の作業時間を削減しています。

[スズキ株式会社](/ja/case-study/suzuki) は、DX 推進の一環としてプロジェクト管理の体系化に取り組みました。ワークフローの可視化と標準化を進めた結果、残業時間を 35% 削減し、部門横断的なプロジェクトの効率化を実現しています。

## マイルストーンを設定してプロジェクトを成功に導く

マイルストーンの意味とメリット、WBS との違い、作成のヒントや注意点をまとめて解説しました。

マイルストーンには「進捗の節目を知る」ことや「スケジュールが遅延しないためのチェックポイント」として活用するなどの使い方があります。マイルストーンの設定方法にルールはありません。ですので、何のために設定するのか、そして基本的には WBS が基礎になることを理解して、適切なマイルストーンの設定方法を身につけましょう。

マイルストーンを使って計画を始める準備は OK ですか？より効率的に設定するには、適切な仕事管理ツールの導入をおすすめします。どんなタイプのプロジェクトにも対応し、チーム全体をサポートしてくれる[ワークマネジメントツール](/ja)は、[チームの生産性向上](/ja/uses/increase-productivity)に役立ちます。

#### ワークマネジメントとは？チームがワークマネジメントを必要とする理由

この電子書籍では、ワークマネジメントとは何かを解説し、ビジネスにどう役立つかをご紹介します。
- [電子書籍をダウンロード](/resources/what-is-work-management-ebook)
- [電子書籍をダウンロード: ワークマネジメントとは？チームがワークマネジメントを必要とする理由](/resources/what-is-work-management-ebook)

## よくある質問 (マイルストーンに関する FAQ)

#### マイルストーンとメルクマールの違いは？

メルクマール (Merkmal) はドイツ語由来のビジネス用語で、目標達成度を測るための「指標」や「判断基準」を意味します。たとえば、売上目標に対する達成率や品質基準の合格ラインなどがメルクマールにあたります。

一方、マイルストーンはプロジェクトのタイムライン上に設定する「通過点」や「チェックポイント」です。メルクマールが「何を基準に達成を判断するか」に焦点を当てるのに対し、マイルストーンは「いつまでに何を達成するか」という時間軸上の区切りを示します。

#### マイルストーン払いとは？

マイルストーン払いとは、プロジェクトの各マイルストーン達成時に報酬を分割して支払う契約方式です。IT 開発や建設プロジェクトなどで多く採用されています。

たとえば、システム開発であれば「要件定義完了時に 20%」「設計完了時に 30%」「納品時に 50%」のように、フェーズごとの成果物と支払い条件を事前に取り決めます。発注者にとってはプロジェクトの進捗に応じた支払いができ、受注者にとってはキャッシュフローを安定させられるメリットがあります。

#### マイルストーンはいくつ設定するべきですか？

マイルストーンの最適な数に決まった答えはありません。プロジェクトの規模やスコープに応じて変わります。

重要なのは、数を増やすことではなく、フェーズの切り替わりや重要な成果物の完成など、プロジェクトの進捗を判断するうえで意味のあるポイントに絞って設定することです。小規模なプロジェクトなら 2〜3 個、大規模なプロジェクトでも主要なフェーズ転換点に集中させるのが効果的です。

#### マイルストーンとベンチマークの違いは？

ベンチマークは、業界標準や競合他社の実績など、外部の比較基準を指します。自社のパフォーマンスを客観的に評価するための「ものさし」です。

マイルストーンはプロジェクト内部の進捗を示すチェックポイントであり、あくまで自分たちの計画に対する到達点です。ベンチマークが「他と比べてどうか」を測るのに対し、マイルストーンは「計画に対してどこまで進んだか」を確認するために使います。

#### マイルストーンが予定通り達成できない場合はどうすればよいですか？

まずは遅延の原因を特定しましょう。タスクの見積もりが甘かったのか、リソース不足が原因なのか、外部要因による影響なのかを分析します。

原因が明確になったら、スケジュールの調整やリソースの再配分を検討します。必要に応じて[タスクの優先順位を見直し](/ja/resources/action-plan)、クリティカルパス上の作業に集中させることも有効です。重要なのは、遅延を早期に検知し、関係者と情報を共有したうえで対策を講じることです。

マイルストーンの設定と管理を効率化したい方は、まずは[無料で始めてみましょう](/ja/create-account)。

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