# 専門力を養う方法 (より優れたリーダーになるために)

> 専門力とは、特定の領域の専門知識を持ち、自信を持って知識を共有することです。この記事では、専門力を生かして、より優れたリーダーになる方法を説明します。

Source: https://asana.com/ja/resources/expert-power

## 専門力を養う方法 (より優れたリーダーになるために)

#### 概要

専門力とは、特定の領域の専門知識を持ち、自信を持って知識を共有することです。肩書きに付随する地位の力とは異なり、専門力は個人が持つ力です。つまり、地位の力はやがて効力を失う可能性がありますが、専門力は時間の経過とともに養い、強化することができます。それでは、その秘訣を紹介していきましょう。プロジェクトでチームリーダーを務める際、専門の知識に自信を持って指揮していますか？自信に満ちあふれているリーダーには、専門力が備わっています。専門力の効果は、持っている知識のレベルおよびチームメンバーに知識を提示する姿勢に左右されます。

本ガイドでは、専門力とは何を意味するのかに加え、この力を育み、リーダーとして成長する秘訣を説明していきます。リーダーが[模範を示して](https://asana.com/resources/lead-by-example)指導することで、メンバーはリーダーをリスペクトし、信頼関係が生まれます。その結果、組織内での存在感が高まります。

## 専門力とは

専門力は、ある領域で専門的な知識を持ち、自信を持って他のメンバーと共有することで効果を発揮します。自信に満ちあふれた姿勢で臨み、特別なスキルを使ってチームのメンバーを助けることができれば、リーダーとして信頼され、決定を下す際にアドバイスや提案を求められるようになります。

## 専門力が大切な理由

ある特定のトピックにおいて専門的な知識を持つことで、チームメンバーをスムーズにサポートできます。なぜなら、メンバーが情報を必要としているときに、必要な情報を提供することができるからです。また、専門力があれば自信を持って組織内のメンバーをサポートすることができます。

リーダーに限らず、すべてのチームメンバーが自分の得意を生かして専門力を育むことができます。たとえば、コンピューターがクラッシュし、直し方がわからない場合、テクノロジーに詳しいチームメンバーからのサポートが必要になります。このケースでは、専門的な知識を使ってコンピューターを直すチームメンバーが、専門力を発揮することになります。 

肩書きが持つ地位の力を得ることもできますが、その地位はやがて失われる可能性があります。一方、専門力は、キャリアアップの中で育むことができます。
- [記事: リーダーシップとマネジメントの違いとは？](/resources/leadership-vs-management)

## 専門力を養うには

専門力を養うには、自分の強みを見極め、知識を身につけていく必要があります。大抵の人々は得意な分野を持っていますが、専門力を養うには、強み、つまり「絶対的なセールスポイント」に力を入れ、専門家のスキルセットへと変える必要があります。 

### 1. 自分の専門分野を見極める

専門力を養う前に、専門分野を見極める必要があります。あらゆる分野で専門力を養うというのは現実離れした方針ですので、力を入れる特定の領域を選ぶべきです。たとえば、マーケティング部署に勤務し、SNS 向けの有料広告に興味を持っているなら、この分野のビジネスを徹底的に極めるとよいでしょう。

**ヒント**: 専門分野を特定する際は、関心がある部署で実際に働いているチームメンバーと話し合いの場を設け、情報を入手することを検討しましょう。また、所属する部署のチームメイトに自分が秀でている領域を尋ねる手もあります。

### 2. 他の専門家の協力を得る

専門力を養いたい専門分野を特定したら、他の専門家から協力を得ましょう。先ほど挙げたマーケティングの例に話を戻すと、専門家から OJT を受けたり、職場で有料広告キャンペーンの立案を手伝ってもらうことができます。また、さらに知識を深めたいなら、検定プログラムやオンラインで学位を取得するプログラムなど、本格的な教育を受けることも検討しましょう。

**ヒント:**ウェビナー、動画、学習コース、ポッドキャストなどのリソースで専門家のアドバイスを求めましょう。専門分野のメンターを見つけ、指南役を務めてもらうこともできます。 
- [記事: Asana のリーダーに聞く、模範となるリーダーシップの取り方](/resources/lead-by-example )

### 3. 専門知識を共有する

専門力に自信を持てるようになったら、専門知識を他のメンバーに知ってもらいましょう。その際は、巧みに、計画的にアピールする必要があります。

専門分野で教育コースを修了したら、オフィスの壁や LinkedIn に修了書や認定書を掲示することができます。また、新入社員に対して有料広告に関する指南役を買って出ることも、[デジタルマーケティング](https://asana.com/resources/digital-marketing-strategy)チームを手伝うことだってできます。やがてチームメイトはあなたの専門力に自然に気づくはずです。

**ヒント:**知識を共有し、他のメンバーの力になれる機会を探しましょう。このような機会は、自然に専門知識を示すまたとないチャンスです。

### 4. 自分の専門力に自信を持つ

特定の分野の知識を豊富に持つだけでは、専門力を養うことはできません。知識に自信を持ち、他のメンバーと知識を共有する必要があるのです。 

たとえば、有料広告分野の専門力を得たら、チームメンバーから頼りにされ、わからないことを質問されるでしょう。たとえすべての質問に答えることができなくても大丈夫です。その分野に自信を持っていることがチームに伝わることが肝心です。

**ヒント:**自信を持っていることを示すために、わざわざ専門知識をひけらかす必要はありません。スキルを見せ、知識を共有することで、チームメイトに自信を感じ取ってもらえます。

### 5. 業界の動向を知る

専門力を維持したいなら、アンテナを張り、専門分野の最新の動向を常に把握しなければなりません。この点は重要です。なぜなら、業界の最新の動きをキャッチし続けなければ、知識はすぐに廃れてしまう可能性があるためです。

たとえば、Facebook や Google から有料広告管理に関する更新事項が発表されることがありますが、この変更点を把握していないと、専門力を失ってしまうリスクがあります。

**ヒント:**Twitter や当該の業界のブログで最新の動向をつかみましょう。ソートリーダー (先見の明がある、影響力の高い人物) が個人の SNS で最新の動きを教えてくれるかもしれません。業界のニュースレターやポッドキャストに登録する手もあります。

## 専門力を共有するには

専門力を持つリーダーは、指南役とまとめ役の両方を担う必要があります。チームメンバーに対して指導と助言を行い、メンバーのスキルと影響力を高める上での貢献が求められているのです。
- **チームメンバーの士気を高める:**専門力を共有することでチームメンバーの士気を高め、[チームのやる気](https://asana.com/resources/team-morale-tips)を上げることができます。たとえば、チームメンバーの一人がクライアント向けの有料広告キャンペーンで苦労しているなら、代わりに実行するだけで満足せずに、この状況を[リーダーとしての資質](https://asana.com/resources/qualities-of-a-leader)を示し、専門知識の一部を共有する機会ととらえるべきです。こうすることで、このチームメンバーは次回からは自力でキャンペーンを運用するスキルが身につき、その人の専門力の強化にもつながります。
- **他のメンバーの貢献を認める:**優れた[コミュニケーションスキル](https://asana.com/resources/effective-communication-workplace)を培うことが、専門力の養成と共有において鍵を握ります。たとえば、あるチームメンバーがタスクを見事にこなしていたら、リーダーとしての信頼を活かし、チームへの貢献を認めましょう。当該のメンバーが専門力を磨く上で、この評価が後押しとなるかもしれません。
- **自分のスキルを磨き続ける:**特定の分野を極めたとしても、専門力を継続して養うべきです。グロースマインドセット (経験や努力次第で成長することができると考える思考) を意識し、常に新しい情報を受け入れ、好奇心を大事にしましょう。この考え方を養うことに苦労しているなら、試しに[SMART 方式の目標](https://asana.com/resources/smart-goals)を設定してみましょう。個人的な目標でも構いませんし、仕事に関連する目標でも結構です。

## 専門力を介してチームの成長を導く

肩書きから得られる形式的な力や能力から得られる個人の力など、さまざまな形の力が存在します。このような力を併用し、能力を示すだけでなく、リーダーとしてメンバーを励ましましょう。専門力を養うには、焦点を絞り、明確な目標を設定する必要があります。この条件を満たすことができれば、[チームを強化](https://asana.com/resources/stages-of-team-development)し、成長させることが可能です。その結果、リーダーに対する信頼と敬意が生まれるのです。 

専門力を養うには、目標を設定し、達成していく中で、進歩を把握することが大切です。そこで強くおすすめするのは、目標管理をサポートするソフトウェアを使って、日常的な作業を長期的な目標に明確に結びつける方法です。
- [Asana で目標を設定し、達成する](/features/goals-reporting/goals)

- [チームの成長とフォーカス](/resources/category/team-growth)

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