プロジェクトのステータス更新とレポート
- 次の項目までスキップ:
- 「概要」ビューと「ダッシュボード」ビューの使い方
- レポート例
- ステータス更新のヒント
プロジェクトの更新通知は、受信件数が増えるにつれ、ストレスにつながりやすくなり、確認に費やされる時間もかさみます。Asana の「概要」ビュー、「ダッシュボード」ビューを使用すれば、データに基づく観点からプロジェクトの現状を一目で理解でき、通知情報の作成、共有、自動化も 1 か所で行えます。
「概要」ビューと「ダッシュボード」ビューの使い方
「概要」と「ダッシュボード」は Asana のプロジェクトビューです (これらのビューは、いつでも切り替えができます)。
「概要」を使えば、新しいメンバーとして参加するプロジェクトを理解した上で、仕事をスムーズに開始できます。また、概要はプロジェクトのステータス更新や活動をまとめて作成、共有、確認できる場でもあります。
ハイライトを更新情報にドラッグ & ドロップすれば、チャートやマイルストーンを共有できます。毎回同じフォーマットに従いたい場合には、Asana でステータス更新用のテンプレートを保存できます。
一度に複数のプロジェクトのレポートを作成することもできます。詳しくは、こちらのポートフォリオのベストプラクティスに関する記事をご覧ください。
「ダッシュボード」では、プロジェクトデータを基に作成される複数のカスタマイズ可能なチャートを使用できるほか、タスクの進捗状況が完了 / 未完了、担当者、期日などの条件によって表示されます。これらのチャートは重要な疑問の答えとなるので、より戦略的な決断をすばやく下せるだけでなく、データを使ってその決断を説明し、明らかにすることができます。

Asana のレポート例
Asana ではすべてがつながっています。以下にレポートに関する疑問やその答えを見い出す方法、またそれを仕事全体で実践する方法を紹介します。
最初の疑問 | ダッシュボードで確認するもの | インサイトを行動に移す方法 |
---|---|---|
順調に優先事項の完了に向かっているか? | 完了ステータスまたは優先度カスタムフィールド別のタスク | タスクにコメントを残してタスクの担当者に確認をとり、リスクのあるタスクを進捗更新で指摘する。 |
遅れている仕事 | 未完了タスク (セクション別) | タイムラインを使って複数の期日を変更し、その効果を実感しましょう。その後、進捗更新で新しいスケジュールを共有しましょう。 |
仕事を抱え過ぎているメンバーはいないか? | 未完了タスク (担当者別) | タイムラインまたはリストビューを使うと、そのプロジェクトの作業の割り当てを調整できます。(ポートフォリオ内でワークロードを使えば、複数のプロジェクトにわたってメンバーの仕事量を調整できます。) |
予算の予測に対する実際の使用状況はどうなっているか? | プロジェクトに数値カスタムフィールドが設定されていることを確認してから、ダッシュボードの合計を確認します。 | 予算オーバーの場合は、プロジェクトデータを基にリソースを増やす交渉をします。 |
効果的なステータス更新を作成する方法
- プロジェクトの期日を設定すれば (期日がある場合)、進捗チャートに表示され、最終期日がメンバー全員に明確になります。
- プロジェクトのマイルストーンを設定し、プロジェクトの主要目標や、プロジェクトの進行または終了の要件として完了が不可欠な仕事を明示します。
- 定期的にプロジェクトのステータスを更新します。カラー (緑、黄、赤) を選択してプロジェクトが「順調」「リスクあり」「要対応」であることを示します。
- ステータスビルダーとハイライトを使用すると、すでに Asana の中にあるデータを基に、詳細を更新内容にすばやくドラッグ & ドロップできます。
これで Asana にある情報を使って、わかりやすく、視覚化された経緯を伝えることができるようになり、関係者に明確な最新情報を提供できます。