Asana Enterprise の機能について
Asana はチームが仕事を簡単に追跡し、誰が何をいつまでに完了するかを全員が把握するのに役立ちます。ワークフローがより複雑な大規模なチームや会社には、セキュリティや管理、効率の点からも適切な機能が必要ですが、より豊富な機能や管理者コントロールが揃った Asana Enterprise なら、組織全体の基準を満たしながらどんなチームでも Asana を利用できます。
Asana Enterprise の機能
すべての Asana Premium と Business の機能に加え、Enterprise では以下の機能をご利用になれます。
- ユーザーマネジメント: 管理 API や SAML へのアクセスを含む、より高度な管理者コントロールによりチームやユーザーを管理できます。
- ユーザープロビジョニング & プロビジョンの解除: 標準の SAML プロバイダー経由でユーザーの Asana への追加、削除を行えます。
- ゲスト管理: ドメインにゲストを招待する権限を管理し、アクセスが不要になったメンバーを削除することで、会社のデータの安全を守れます。
- 追加データセキュリティとコントロール: Asana のデータを簡単にエクスポートしたり削除したりするほか、複数の場所にある独立したサーバーにデータをバックアップできます。API を通じてドメインのエクスポートを自動化することも可能です。サービスレベル契約 (SLA) により 99.9% のアップタイムが保証されるため、ほぼいつでもこのデータにアクセスできます。
- カスタムフィールドをロック: カスタムフィールドの作成や既存のフィールドの編集に際してカスタムフィールドをロックすることにより、情報の追跡方法が変更されることがありません。
- 優先サポートチケット: ご質問には優先サポートで優先的にお答えします。
- カスタムブランディング: 大切な自社ロゴを活用しましょう。カスタムブランディングにより、Asana で独自のロゴを使うことができます。
- サードパーティアプリのアクセス: Asana ドメインにアクセス可能なアプリを管理し、自分のデータをコントロールします。管理者は使用中のサードパーティアプリを参照し、ブロックまたは許可することができます。
Asana Enterprise のメリットは?
Asana Enterprise は Asana Business の全サービスに加えて独自のメリットを持つ Asana 最上位のバージョンです。
管理者コントロール
Enterprise の特権管理者と管理者はチームの管理はもちろん、メンバーやゲストが会社に加わったり会社から離れたりするたびに、Asana に追加したり、プロビジョンの解除を行ったりすることができます。管理者 API を使ってドメインエクスポート、構成、許可、サードパーティアプリ、チームおよびユーザー設定を管理することも可能。コントロールや保護の追加レイヤーとして SAML 認証を使用し、全ユーザーの安全なサインオンを確保しています。
データセキュリティとコントロール
機密情報やデータは Asana の内外で保護する必要があります。Enterprise なら、組織の Asana アカウントから全データにアクセスでき、JSON ファイルにエクスポートできます。機密データや不要になったデータを削除することも可能です。Enterprise の全ユーザーデータは追加のオフサイトサーバーに保存されるので、データ喪失のリスクがありません。Enterprise の組織は組織内でワークフローが誤って修正されたり、フィールドが変更されたりすることがないようにカスタムフィールドをロックできます。
Asana を最大限活用する
お客様が Asana を始めるにあたり、当社のカスタマーサクセスマネージャーは、プロセスの設計、チームのオンボーディング、組織全体への Asana の展開をサポートし、お客様を成功に導きます。
また Asana サポートチームも、お寄せいただいたご質問に優先サポートでお答えします。こうした手厚いサポートによってチームはより短時間で仕事に戻れます。
Enterprise を選択する
Asana Enterprise はより厳重なセキュリティや管理者コントロールを求める大規模な企業に推奨されます。とはいえ組織ごとにニーズや要件は異なるもの。Asana Enterprise の導入を検討するときに、考慮すべきポイントをご紹介します。
- Asana を全社で使用する予定か。Enterprise のお客様は独自のニーズにあった、よりきめ細やかなサポートを受けられます。そのため全員が Asana をスムーズに導入、使用できます。
- フレキシブルで信頼性の高い管理者コントロールが必要か。Premium でもコントロールは可能ですが、完全な管理者機能は Enterprise のみでご利用になれます。
- ソフトウェアに関する特別なセキュリティ要件があるか。Enterprise ではお客様のあらゆる基準を確実に満たすようなサポートを行います。
- Asana で機密情報を扱うか。Asana 上のデータは常に保護されていますが、Enterprise ではこうした情報に対する管理者コントロールがさらに充実し、またデータバックアップ機能もあります。
アップグレードに関してその他のご質問がある場合はセールスチームにお問い合わせいただくか、Enterprise ページをご覧ください。Enterprise がお客様の組織に適していると納得していただけるよう、どんなご質問にもお答えします。