ゴール
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- ゴールの概要
- 目標を会社レベルまたはチームレベルで絞り込む
- ゴールのリストビューから新しいチームを作成する方法
- 目標の作成方法
- 目標の詳細を表示または編集する方法
- 目標達成に向けたアクティビティを追跡する方法
- 目標に進捗指標を追加する方法
- 進捗指標を編集
- 進捗指標の種類
- 目標の進捗を更新する方法
- 目標を閉じる方法
- 目標を削除する方法
- 目標のプライバシー
- 主なユースケース
- ゴールに関する FAQ
ゴールはすべての Business および Enterprise のお客様にご利用いただける機能です。
ゴールは、チームが仕事を実行するのと同じ場所において、目標を設定、追跡するために唯一の信頼できる情報源を提供することで、測定可能な結果の達成を促進する柔軟な目標追跡システムです。
ゴールを使用すると、明確な目標に対してチームの足並みを揃え、適切な仕事を優先することが今まで以上に簡単になります。さらに、組織のすべての従業員が、自分たちの仕事が大切な理由と、目指すべき目標を理解できます。
これを実現するには、会社全体の目標とチームの目標の両方を設定、追跡、管理します。会社の目標は組織のミッション達成に結びついた長期的な目標である一方で、チームの目標は会社の長期目標を細分化した短期的な目標です。
どちらの場合も、目標はメンバー全員に公開されるので、組織内のすべてのレベルの従業員に対して、会社の優先事項が常に明確になります。
目標は上位目標または下位目標としてリンクして、目標の階層構造を作り上げることができるほか、目標の達成を支える仕事を追加すれば目標と仕事のつながりを明確にできます。
機能の紹介ビデオを見て、ゴールの基本を修得しましょう。
ゴールの概要
ゴールのリストビューにアクセスするには、サイドバーの目標セクションに移動します。
ゴールのリストビューからは、次のことが行えます。
- 目標を会社レベルまたはチームレベルで絞り込む
- 新規の目標を追加する
- 目標をクリックし、その詳細を表示または編集する
目標を会社レベルまたはチームレベルで絞り込む
ゴールのリストビューから目標を会社レベルまたはチームレベルで絞り込むことができます。ドロップダウンアイコンをクリックして組織またはチームを選択するだけなので簡単です。チーム名を検索フィールドに入力すれば、自分がメンバーになっている既存のチームを検索することもできます。自分がメンバーでない公開チームや参加リクエストチームを検索して見つけることもできます。
ゴールのリストビューから新しいチームを作成する方法
新しいチームを作成するには、ゴールのリストビューでドロップダウンアイコンをクリックし、「チームを新規作成」プロンプトまで下へスクロールします。
「チームを新規作成」ウィンドウからは、以下を行うことができます。
- チーム名を追加する
- 説明を入力する
- チームメンバーを追加する
- チームのプライバシー設定を選択する
- すべての詳細を入力したら、「チームを作成」をクリックします
ゴールは関連付けられているチームの種類には関係なく、全員に公開されます。
目標の作成方法
会社レベルまたはチームレベルで新しい目標を追加するには、ゴールのリストビューで「目標を追加」をクリックします。
ゴールのリストビューからは、以下を行うことができます。
- 目標名とそれに関連付けられている下位目標の数を表示する。展開すれば、下位目標を確認できる。
- 目標に関連付けられているチームを編集または削除する
- 目標の開始日や期日を編集する
- 目標をクリックして目標の詳細ページを開く
- 選択した目標のオーナーを変更する
チームが変更されると、目標は新しいチームのスペースに移動されます。目標を見つけるには、ゴールのリストビューでドロップダウンアイコンをクリックし、任意のチームを選択します。
目標の詳細を表示または編集する方法
既存の目標を表示または編集するには、ゴールのリストビューから任意の目標をクリックします。
目標の進捗を更新する前に、その目標の進捗指標を追加する必要があります。
「目標を編集」ウィンドウからは、以下を行うことができます。
目標を公開設定する場合でも、その公開目標に接続されている非公開プロジェクトとポートフォリオは、その非公開プロジェクトまたはポートフォリオにアクセスできるメンバーだけに表示されます。
目標達成に向けたアクティビティを追跡する方法
Business プランおよび Enterprise プランでは、目標が最初に設定されてから変更された場合 (想定内・想定外のいずれについても)、どのように変更されたのかをユーザー全員が確認することができます。
アクティビティとは、履歴として保存されるユーザーのアクションです。
左ウィンドウで「アクティビティ」までスクロールすると、目標達成に向けて進められている一連のタスクを確認できます。
変更の履歴をアクティビティで閲覧すれば、以下のことが行えます。
- 振り返り分析を実施する
- 障害に対応するためのプロセスを評価する
- 今後の類似する目標に関する予測を立てる
- 正確な情報に基づいた意思決定を行うために、アクティビティを追跡する
左側のスペースには、明確で、十分に定義され、期限があり、予測可能で、達成可能な目標を記載できます。右ウィンドウでは、その目標を上位目標や関連プロジェクトとリンクできます。
進捗指標を編集
目標の進捗指標は、設定した後に編集できます。指標の種類 (例: % から $)、初期値、ターゲット値などの変更が可能です。
目標の進捗指標を編集するには、目標のヘッダーの横にあるドロップダウンの矢印をクリックし、「進捗指標を編集」を選択します。
次のウィンドウでは、指標の種類、小数点以下の桁数、初期値、ターゲット値、現在の値を変更できます。
通知
以下の場合には、目標のオーナーとコラボレーター (アクションを完了したユーザーは除く) に通知が送られます。
- 指標の種類とターゲット値が初めて設定されたとき。
- 指標の種類またはターゲット値が変更されたとき。
初期値または現在の値だけが調整されたとき、通知は送信されません。
目標に進捗指標を追加する方法
目標の進捗指標を追加するには、ゴールのリストビューで目標をクリックし、「進捗指標を追加」アイコンを選択します。これらの進捗指標は、数値のカスタムフィールドで使用可能な進捗指標と同じです。
進捗ウィンドウで、目標に適したフォーマットを選択します。
進捗指標の種類
目標の進捗は 3 種類の進捗指標を使って追跡できます。
パーセンテージ
質的な目標に対してはパーセント指標を使うのが最適です。進捗を 0~100% の指標で追跡し、完了した割合を推定できます。「顧客ロイヤルティの獲得」や「チームの育成と仕事へのエンゲージメントの向上」といった目標には、パーセント指標「100%」をターゲット値として設定します。進捗を測定する方法のガイドラインを説明フィールドに追加することができます。
パーセンテージは、進捗指標としても使用でき、「%」を測定単位として目標を追跡できます。たとえば、「加入者を 25% 増やす」や「満足度スコアを 85% から 90% にアップさせる」といった具合に使います。
数値
結果を具体的な数字で表すことが求められる目標に最適です。たとえば、「アンケートの回答を 1,000 件入手する」や「ウェビナーを 3 つ開催する」など。
これらは、「新機能をリリースする」などの結果が 2 通りしかない目標や「全システムのアップタイムを 99.9% に維持する」といったメンテナンスの目標にも使用できます。目標の結果は「達成」または「未達成」として評価され、初期値は「0」、目標値を「1」としてセットアップします。
通貨
これらは通貨を使用する目標に最適です。たとえば、「ARR を $500,000 に増やす」や「第三四半期に $80,000 相当の予約を獲得する」など。
目標の進捗を更新する方法
目標の進捗の更新は、ゴールのリストビューで目標をクリックし、「進捗を更新」を選択すれば、いつでも行えます。
「進捗を更新」モーダルの中で、進捗を更新し、スターテスを選択してから「保存」をクリックします。
目標を閉じる方法
「進捗を更新」ページから:
ゴールのリストビューで目標をクリックし、「進捗を更新」を選択すれば、いつでも目標を閉じることができます。
「進捗を更新」ウィンドウで、「この目標を閉じる」を選択します。
ここで任意のステータスを選択し、「保存」をクリックします。
目標名の横にあるドロップダウンの矢印を使って:
目標は、目標名の横にあるドロップダウンの矢印をクリックし、「この目標を閉じる」を選択すれは、いつでも閉じることができます。
ここで任意のステータスを選択し、「保存」をクリックします。
目標を削除する方法
目標は、目標名の横にあるドロップダウンの矢印をクリックし、「目標を削除」を選択すれは、いつでも削除できます。
目標のプライバシー
新しい目標のプライバシー設定を編集する
「目標」タブで、「目標を追加」ボタンをクリックします。
目標名と詳細を入力し、「公開」または「非公開」をクリックしてから「目標を保存」をクリックします。
既存の目標のプライバシー設定を編集する
目標のリストビューで任意の目標をクリックします。
右上隅にあるプライバシーアイコンをクリックします。
次に、目標を「公開」または「非公開」に設定してから「目標を保存」をクリックします。
非公開の下位目標を作成する
最初に、下位目標ヘッダーの横にある「+」アイコンをクリックします。
次に、「目標を追加」ウィンドウから「非公開」を選択します。
既存の下位目標のプライバシー設定を編集する
下位目標のプライバシー設定を変更するには、下位目標をクリックしてから、プライバシーアイコンをクリックします。
次に、「目標のプライバシーを変更」ウィンドウから「公開」または「非公開」を選択します。
個々の目標のプライバシーに関する一般的な質問については、ゴールのプライバシーに関する FAQ をお読みください。
主なユースケース
仕事の透明性
- Asana でタスクやプロジェクトの代わりにゴールを使用するメリットの 1 つは、会社のメンバー全員が共通のスペースを活用できることです。各目標はデフォルトで会社レベルのビューに表示されます。これにより、「会社の目標は何で、どうやったら見つけられるのか」といった混乱を減らし、チームがすぐに参照できる場所で目標を管理することができます。
仕事を目的やミッションにつなげる
- チームの仕事と会社の目標との関係性が明確になるので、チームのエンゲージメントとモチベーションが上がります。
チームが社内の現状を理解できるようにする
- チームが目標の達成にどの程度近づいているのかをリアルタイムで確認し、イニシアチブの方向転換の必要性を判断し、素晴らしい業績を評価します。
好結果を出す
- チームが会社全体の目標につながる各目標を理解できるようにすることで、チームが戦略的に重要ではない仕事に取り組んでいるのではないかという懸念を払拭します。
結果をよりよく理解する
- 目標達成を目指す期間を通じて進捗やステータスを追跡し続けます。期間の終わりになって、目標を達成できた、または達成できなかったけれど、その理由がわからないというフラストレーションを防ぐことができます。
ゴールの使用方法に関する詳細は、会社目標の計画: 目標と主要な結果 (OKR) をご覧ください。目標設定のベストプラクティスやアイデアをお探しの方は、Asana の OKR 作戦ブックのデジタルコピーをダウンロードしてください。
ゴールに関する FAQ
ゴールに関する一般的な質問はゴールに関する FAQ の記事をお読みください。