Vimeo & Asana | 製品ガイド
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- 概要
- 機能
- タスク内で動画を録画する
- タスク内に動画を追加する
- 録画した動画の文字起こしを作成する
- Vimeo と連携する
- 録画した動画を管理する
- ビデオメッセージ機能を無効化する
- Asana に動画を埋め込む
- データのプライバシーと保護
Vimeo が提供する Asana のビデオメッセージ機能は、無料 (Basic) ユーザー、ゲスト、Premium、Business、Enterprise を含むすべての Asana プランのユーザーが無料でご利用できる機能です。この機能により、組織またはワークスペースのすべてのフルメンバーがタスク内で録画できるようになります。アクセス権限が限られているゲストについては、録画された動画ファイルを閲覧することはできますが、自分で録画することはできません。
本ビデオメッセージ機能において、録画機能は Google Chrome、Microsoft Edge、そして Safari に対応しています。録画の視聴機能は上記ブラウザーに加えて Firefox、iOS、Android、デスクトップに対応しています。
概要
チーム間の文字テキストやフィードバックのやりとりでは、時折、微妙なニュアンスや複雑な言い回しが、勘違いや連絡ミスにつながることがあります。それにより、ワークフローの非効率化が生じ、スケジュールの遅延や「仕事のための仕事」(調整業務や無駄なホウレンソウなど) の原因となる場合がよくあります。
Asana が Vimeo と連携したことにより、ビデオメッセージを録画し、動画の文字起こしを作成し、Asana プロジェクトに Vimeo の動画を埋め込み、保管できるようになりました。
Vimeo が提供する Asana のビデオメッセージ機能により、画像やテキストを使い、仕事の追跡やチームのコラボレーションを促進する効果的なビデオメッセージを作成できるようになりました。それにより、従来の文字テキストによるやりとりに加え、タスク、コメント、メッセージから利用できる動画機能を通じてチームと効果的にコミュニケーションを取れるようになりました。さらに、動画の文字起こしが Asana により自動的に作成されるため、文字起こしを閲覧したり、それを基に動画を検索したりすることもできます。
ビデオメッセージ機能を使えば、プレゼンテーション、チュートリアル、視覚的なフィードバック、製品実演など、さまざまなタスクにおいて、自分、画面、またはその両方を録画することにより、タスクとワークフローに明確性と透明性をもたらせます。動画は、タスクの説明、タスクのコメント、メッセージのスレッドにおいて録画できるので、タスクやそのコラボレーターに対し、必要な説明をすばやく、効果的に伝えられます。
Vimeo の動画を Asana プロジェクトに埋め込むオプションは、クリエイティブブリーフやプロジェクトのキックオフのインパクトを高めるために、非常に効果的な方法です。
録画された動画は Vimeo に保存され、動画のダイレクト URL を知っている全員が閲覧できます。動画を削除したり、動画のプライバシー設定を変更したりするには、Vimeo にログインして、Vimeo の動画ライブラリから行ってください。
機能
Vimeo が提供する Asana のビデオメッセージ機能は、すべてのお客様によるご利用が可能で、デフォルトで自動的に有効化されます。Enterprise ドメインの特権管理者のみが、組織全体に対し、この機能を有効化または無効化できます。Enterprise 以外のドメインの管理者でサポートが必要な方は、Asana のアウトリーチチームまでご連絡ください。
タスク内で動画を録画する

ここで次のことができます。
- 動画を録画するタスクを開きます。
- 「説明」または「コメント」セクションをクリックします。続いて、タブの右下隅の「動画を録画」アイコンをクリックすると、次の 3 つの録画設定のオプションが表示されます。

ここで次のことができます。
- 選択したウィンドウまたはアプリケーションの画面を録画できます。
- 利用しているデバイスのカメラのみを使った録画ができます。
- 画面とカメラの両方を録画できます。
録画のオプションを選択したら、「録画を開始」をクリックします。
「両方」を選択した場合、カメラビューを画面の隅に表示させるためには、デスクトップビュー全体を録画する必要があります。

「録画を開始」を選択すると
以下の共有する画面のオプションが表示され、選択後に 3 秒のカウントダウンが始まります。
- 画面全体
- アプリケーションのウィンドウ
- Google Chrome、Microsoft Edge、または Safari のタブ

動画の録画中に、「画面共有を中断」オプションがコントロールの下部に表示されます。これをクリックすると、録画が停止され、動画が数秒間で最適化されます。
モバイルデバイスでの録画は現在サポートされていません。
タスク内に動画を追加する

動画録画の概要からは、次のことができます。
- 動画のタイトルを追加
- ダウンロード
- 削除
- 動画を追加
録画した動画を追加する
動画を追加すると、動画はタスクの説明またはコメントセクションに自動的に保存されます。リンクを共有すると、Asana の外でも動画を誰でも閲覧できます。
録画した動画の文字起こしを作成する
動画を追加すると、Asana により自動的に動画の文字起こしが作成され、アップロードされます。文字起こしが表示されるまで、動画の処理に数分かかるかもしれません。完成した文字起こしはすべて Asana 内に保管されます。

処理が完了したら、文字起こしを Lightbox で表示するオプションをクリックします。動画はフルスクリーンで表示され、文字起こしは画面右側にスクロール表示されます。

文字起こしに記録されたキーフレーズも、Asana で検索できます。
Vimeo と連携する
Vimeo のアカウントを作成しなくても動画を 2 件まで録画できます。それ以降はアカウントを作成する必要があるため、3 件目の録画を試みると、無料の Vimeo アカウントを作成するよう促すプロンプトが表示されます。無料の Vimeo アカウントを使えば、2 時間以内の動画を何件でも無制限に録画できます。


アカウントのセットアップが完了したら、Asana 内で無制限に動画を録画できるようになります。動画には、Asana タスクを通じて、または直接 Vimeo アカウントを通じてアクセスできます。
録画した動画を管理する
同一のドメイン内のユーザーにより録画された動画は、すべてその組織内に新規作成された Vimeo アカウントに保管されます。組織の動画を管理するには、Vimeo アカウントの「分析」画面で高度なセキュリティ機能にアクセスし、Vimeo Enterprise プランにアップグレードする必要があります。アップグレードを開始するには、このフォームで必要な情報を送信し、Vimeo にお問い合わせください。Vimeo がお手伝いします。
動画は、動画のプライバシー設定を変更しない限り、Vimeo の動画のリンクを共有した全員が閲覧できます。
ビデオメッセージ機能を無効化する
Asana のビデオメッセージ機能は、デフォルトで自動的に有効化されます。
ビデオメッセージ機能を無効化する方法 (Enterprise ドメインの特権管理者のみ可能):
- プロフィール画像をクリックして管理者コンソールに移動します。
- 「セキュリティ」タブを開きます。
- 「録画された動画の権限」まで下へスクロールし、「動画の録画は無効です」に切り替えます。
Enterprise 以外のドメインの管理者の方は、サポートが必要な場合、Asana アウトリーチまでお問い合わせください。この連携は、上記の手順に従えば、いつでも簡単に有効化できます。
ビデオメッセージ機能を無効化する前に録画された動画については、無効化後もアクセス権限を持つユーザーによる閲覧が可能です。
Asana で動画を埋め込む
Vimeo の動画を Asana プロジェクトに埋め込むオプションは、クリエイティブブリーフやプロジェクトのキックオフのインパクトを数回クリックするだけで簡単に高められる非常に効果的な方法です。
Vimeo の動画を埋め込むプロジェクトを開きます。
- 「概要」タブをクリックします
- 「主な参考資料」セクションで「プロジェクトの要旨を作成」をクリックします
ここから、次のことを行います。
- + アイコンをクリックします
- 「動画」を選択します
埋め込む動画の URL をペーストします。
データのプライバシーと保護
Asana にとって、お客様のデータを守ることは最優先事項です。Asana 内で動画を閲覧できるのは、その動画が含まれるタスクやメッセージへのアクセス権限を持つユーザー全員です。Asana で録画された動画は、Vimeo のユーザー固有のライブラリに保管されます。このライブラリは非公開で、アカウント管理者または動画を録画したユーザーのみがアクセスして管理できます。デフォルトでは、録画したユーザーがリンクを共有した全員が動画を閲覧できます。機密情報を含む動画は、Vimeo の「プライバシー設定」で非公開に設定できます。