Slack と Asana
新しく改良された Asana for Slack 連携により、チームは Asana と Slack をシームレスに行き来して、ツールを何度も切り替える必要なく仕事ができます。この機能は現在、Slack の Enterprise Grid プランでご利用になれます。
アプリ連携はプロジェクト以外でも使用できます。アプリをマイタスクに追加して、チームが頻繁に使用するツールと連携させましょう。
はじめ方
最初に Asana for Slack アプリをダウンロードします。Slack にログインして Asana Slackbot のプロンプトに従い Asana アカウントを認証して、Asana が Slack に情報を送信できるようにします。組織内の誰かがこの連携をすでにインストールしている場合は、Slack で Asana を再認証するよう求められる場合があります。認証すると、新しい機能をすべて利用できるようになります。
Asana のインストールが許可されていないことを示すメッセージを受け取った場合は、管理者に連絡して、ワークスペースでアプリを使用できるように承認を求めてください。

Asana for Slack 連携は以前の Asana アプリとは異なります。今後、古いバージョンは廃止される予定です。古いアプリで設定した構成があれば、新しい Asana for Slack アプリにインポートされます。リンクされたプロジェクト構成を設定する方法の詳細については、以下のリンクされたプロジェクト構成の説明を参照してください。
チームをオンボーディングする最速の方法は、Asana タスクへのリンクを Slack に貼ることです。チームメイトに、「More actions (その他のアクション)」ドロップダウンメニューをクリックし、「Like this task (このタスクにいいねする)」を選択するよう求めてください。チームメイトは、タスクの操作後、再認証メッセージを受け取ります。再認証すると、古いバージョンが新しい Asana for Slack に置き換わります。
新しい連携への移行
スラッシュコマンドとメッセージアクションが機能を停止すると、移行期間が始まったことを意味します。再度使用を開始するには、新しいバージョンに移行する必要があります。プロジェクトチャンネル構成が古いアプリから新しいアプリにインポートされるため、以前と同じチャンネルで通知を受け取れます。

Asana for Slack 連携の使用
Asana と Slack の連携を使用すると、Slack のメッセージをタスクに変換したり、Slack 内からタスクへのアクションを実行したり、Slack を閉じることなく新規タスクを作成したりできます。個人またはプロジェクトチャンネルの通知を使って、タスク固有のアクションを実行することもできます。
Slack で /asana help と入力すると、コマンドのリストを表示し、このガイドへのリンクを呼び出すことができます。

Slack メッセージのタスクへの変換または既存のタスクへのメッセージの追加
Slack の会話をタスクに変換したり、会話をタスクに追加したりできます。まず、Slack で会話を選択します。「その他」ボタンをクリックし、「Create a task... (タスクを作成)」または「Add as task comment... (タスクにコメントとして追加)」を選択します。Asana タスクにリンクが作成されるので、さらにコンテキストを確認したい場合に、Slack の会話を見直すことができます。

Slack チャンネルにアクセスしたら:
- Slack メッセージの横にある三点リーダーをクリックします
- 「Add as task comment (タスクコメントとして追加)」または「Create a task (タスクを作成)」をクリックします
リンクの展開とアクション
Slack に Asana のタスク、マイルストーン、プロジェクト、ステータスへのリンクを追加すると、ダイアログボックスとドロップダウンメニューのオプションを介して Slack で直接アクションをとることができます。

タスクの共有相手である個人またはチャンネルは次のことができます。
- タスクを完了にする
- タスクにいいねする
- 担当者を変更または追加する
- 期日を変更または追加する
- タスクをプロジェクトに追加する
- Asana でタスクを開く
非公開プロジェクトにあるタスクをプロジェクトメンバーではないユーザーと共有すると、そのユーザーは共有されたタスクを編集できず、プロジェクトオーナーにアクセス権をリクエストするよう、メッセージで要求されます。非公開タスクやプロジェクトの説明を展開表示するかどうかは、asana/ settings で設定できます。
タスクの作成
Slack を離れずに Asana タスクを作成するには、/asana create と入力します。

ダイアログボックスがポップアップし、ドロップダウンメニューで次のことができます。
- タスクのタイトルを追加する
- 担当者を追加する
- タスクをプロジェクトに追加する
- 期日を追加する
- タスクの説明を追加する
個人用の通知
アプリを初めてインストールすると、Asana からメッセージが届き、そこで Asana 通知をオンにできます。Slack を離れることなく、受け取った通知に対してアクションを実行できるため、この通知機能は便利です。次の場合に通知を受け取ります。
- あなたにタスクが割り当てられたとき、またはあなたからタスクの割り当てが解除されたとき
あなたにタスクが割り当てられている場合、次の場合に通知を受け取ります。
- タスクが完了した
- 期日が変更された
- すべての依存先タスクが完了した
- 依存先タスクが未完了になった
- 依存先タスクの期日が変更された
- あなたがフォロワーとして追加された
- フォローしているタスクにコメントが投稿された
個人用の通知は、Slack サイドバーの左下の「App (アプリ)」セクションの下にある個人用の Asana チャンネルに配信されます。
あなたが Asana 上でアクティブな場合、個人用の通知は送信されないことに注意してください。
Slack に /asana settings と入力すると、いつでも個人用の通知を管理できます。通知のオン、オフの切り替え、デフォルトのドメインの変更、アカウントの認証の解除を行うことができます。

リンクされたプロジェクトの通知
Asana プロジェクトと Slack チャンネルを同期できます。あなたのチームは、Slack を離れることなく、これらの通知を受け取ったときにアクションを実行できるので、この通知機能は便利です。プロジェクトに次の変更が加えられたとに、チャンネルに通知が送信されます。
- プロジェクトにタスクが追加された
- プロジェクトのタスクが完了した
- プロジェクトのタスクの期日が変更された
- プロジェクトのタスクの担当者が変更された
チャンネルの通知を設定するには、まず、通知を設定するチャンネルを開いていることを確認します。次に、/asana link と入力すると、プロジェクトを選択してチャンネルに接続するオプションが表示されます。また、/asana link を使用して、チャンネルの通知をオフにすることもできます。

カスタム通知
Asana のルール機能を使えば、カスタム通知を作成できます。ユーザーは、タスクが更新されたり、移動されたりするたびに、カスタムメッセージを自動的に Slack ユーザーやチャンネルに送信できます。手順を見る。

「ルールを追加」ポップアップからは
- カスタマイズしたチャンネルメッセージやダイレクトメッセージを Slack 経由でタスクの最新情報と一緒に送信できます