採用面接
新しいチームメンバーの採用をスムーズに進めるには、社内の複数の人々とうまく連携を取る必要があります。Asana では面接官、リクルーター、人事マネージャーが連携して各応募者に向けた一連の質問を作成できます。質問を Asana 上で整理すればすべての応募者に同じ質問ができるうえ、内容が重複してしまう心配も避けられます。インタビューを効率的に運営することで、面接する側もプロフェッショナルな印象を与えられます。Asana を使って、面接をスムーズに、採用プロセスをシンプルにしましょう。
面接の質問テンプレートプロジェクトの作成方法
面接準備テンプレートを使ってセットアップの時間を節約しましょう。
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募集中の職種や役職についてこのテンプレートから新しいプロジェクトを作成し、そのプロジェクトに「デザイン部長の面接の質問」などのタイトルを付けます。プロジェクトの説明には職務内容の説明へのリンクを追加します。また面接官向けの説明には、自分たちにタスクを割り当て、質問をするごとにタスクにチェックを入れるよう指示を入力します。
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プロジェクト右上の+ボタンを使って、採用マネージャーや面接に関わるチームメイトを招待します。
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この役職の応募者に尋ねたいすべての質問を、タスクとして採用マネージャーに追加してもらいます。
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プロジェクトの会話を利用して、他の質問のアイデアを募ります。会話から直接タスクを作成して、質問をリストに追加することができます。
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作成したら、プロジェクトをテンプレートとして保存します。プロジェクトヘッダーのドロップダウンをクリックし、「テンプレートに変換」を選択してください。保存後は、プロジェクトの新規作成時に「テンプレート」タブを開けば、テンプレートを複製できます。
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面接官は、各応募者への質問を自分たちに割り当て、質問したらタスクを完了します。

Asana で面接用の一連の質問を作成したら、その質問を面接官に割り当てます。これによって誰が何を質問するか、全員が把握できるため、候補者を評価する際、より幅広く質問ができます。
面接用質問テンプレートプロジェクトを管理するためのヒント
カスタムフィールドを作成する
面接テンプレート上にカスタムフィールドを作成すると、テンプレートプロジェクトを複製する際にも反映されます。また、数字のカスタムフィールドを作成し、質問の回答に応じて 1 から 5 までのスコアをつけることもできます。

プロジェクトの上部にある青色の「カスタムフィールドを追加」リンクをクリックしてカスタムフィールドを追加してください。ここで質問のスコアなど、追跡が必要なその他のデータに関連するカスタムフィールドを作成・管理できます。
コメントでのコミュニケーション
各質問のタスクにメモを追加したいときはコメント機能が便利です。また、面接についてのフィードバックを求められた場合などは、新規タスクにメモをとり、共有することもできます。
セクションを利用する
プロジェクトにセクションを追加して、質問をその役職に当てはまるカテゴリに分類します。当社では「態度」「テクニカル」「管理」といったセクションを作成しています。
マスタープロジェクトを作成する
基本となる質問を記載したマスタープロジェクトを作成しましょう。このプロジェクトから必要な質問を転用して、いつでも新規テンプレートを作成できます。
過去の学びを活用する
次回の採用では、Asana をお試しください。Asana に情報を保管しておくことで、将来また同様の職種に空きが出た場合、前回のテンプレートを参照できます。
Asana で面接の質問を管理すれば、面接プロセスの全体を整理し、効率的に進められます。最適な候補者をもっとすばやく採用できるようになるでしょう。